グローバル・スタディーズ基礎講義
 Overview of Global Studies
 担当教員:佐藤 清人(SATO Kiyoto),池田 光則(IKEDA Mitunori),鈴木 亨(SUZUKI Toru),冨田 かおる(TOMITA Kaoru),西上 勝(NISIGAMI Masaru),伊藤 豊(ITO Yutaka),IRWIN Mark(IRWIN Mark),許 時嘉(HSU Shih-chia),今村 真央(IMAMURA Masao),相澤 直樹(AIZAWA Naoki),中村 隆(NAKAMURA Takasi),渡辺 将尚(WATANABE Masanao)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
グローバル・スタディーズコースには,様々な専門の教員が所属しています。本講義では,コース所属教員が自身の研究内容の一端を,分かりやすく紹介します。多彩な分野から成る一連の講義を聴くことによって,グローバル・スタディーズの基本的な視座と方法について総合的に学びます。

【授業の到達目標】
(1)グローバル・スタディーズに関する基本的な視座と方法を身に付ける。
(2)上記のような視座と方法に基づき,レポート作成できる。

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については,「カリキュラム・マップ」を参照し,よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
コース所属教員によるオムニバス講義となります。各教員が1回の講義を担当し,みずからの研究に関するテーマを選んで,わかりやすく講義します。
・日程
第1回:10月5日 オリエンテーション(佐藤清人)
第2回:10月12日 太平洋戦争と日系アメリカ人(佐藤清人)
第3回:10月19日 中国の話し言葉、書き言葉について考える(西上勝)
第4回:10月26日 ことばの音と文字(冨田かおる)
第5回:11月2日 ドイツから見た東西南北(渡辺将尚)
第6回:11月9日 移民について考える(伊藤豊)
第7回:11月30日 言語死(アーウィン マーク)
第8回:12月7日 1年生用コース説明会
第9回:12月14日 日本人と西洋:夏目漱石のイギリス留学をめぐって(中村隆)
第10回:12月21日 東アジアに共通する漢字文化(許時嘉)
第11回:1月11日 文法はどこにあるのか(鈴木亨)
第12回:1月18日 ロシアについて知っておきたい7つのこと(相沢直樹)
第13回:1月25日 同性間結婚は世界に広まるか?(今村真央)
第14回:2月1日 世界の言語と日本語(池田光則)
第15回:2月8日 予備日(レポート提出締め切り)

【学習の方法】
・受講のあり方
一見して面白そうなタイトルの講義だけをつまみ食い的に聴くのではなく,すべての講義を通して聴き,グローバル・スタディーズコースの広範かつ多彩な研究内容にふれてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
特に予習や復習は求めませんが,興味のある分野については,参考文献を読んだり,何か調べてみたり,疑問を持ったりするような積極的姿勢が求められます。

【成績の評価】
・基準
レポートを課し,知識の修得,理解の度合い,汎用的技能(論理的思考,文章表現力),参加の度合いのそれぞれの項目について判定し,その合計点を用いて判定します。基準は(1)グローバル・スタディーズに関する基本的な視座と方法が身に付いているか。(2)上記のような視座と方法に基づき,レポート作成ができているか。
・方法
12名の担当教員が,学期の終わりにそれぞれ1つの課題を出します。受講者は,その課題の中から1つを選択し,それについてレポートを書くことになります。成績評価は,3分の2以上の出席があることが前提です。

【その他】
・学生へのメッセージ
毎回の出欠確認は,カードリーダーによる出欠情報システムを利用しています。学生証を忘れずに持参してください。
・オフィス・アワー
佐藤清人:月曜日16時30分〜17時30分,他11名については,授業時に確認してください。

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