異文化間コミュニケーション1(4単位)
 Fieldwork in Intercultural Communication
 担当教員:人文社会科学部国際交流委員会
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:集中  単位数:4単位  開講形態:実習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
外国の地に生活し、異文化の実相を実践的に理解することを目的とします。これまでに身につけてきた専門的知識や語学的能力を駆使し、異なる文化に直接向き合い、異文化理解に必要な方法を体験的に修得します。

【授業の到達目標】
1)外国の新しい環境に身を置き、生活や文化を理解し享受できる。【知識・理解】
2)主体的にことばによる情報交換・意思疎通ができる。【技能】
3)積極的に地元の人びとと交流する姿勢を実践できる。【態度・習慣】

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
本学部と国際交流協定を締結している大学等において、異文化理解の実践的研修を行ないます。本年度は、夏期休業期間に台湾での研修を予定しています。詳細は年度当初にお知らせします。
通常、実習は次のような順序で進めます。
参加募集説明会で研修プログラム案などについての説明をします。その後、受講者には渡航前に事前研修会を実施します。渡航後は、基本的に受入大学等で提供される語学・学生間交流・文化理解にわたる各種プログラムに依りながら、引率教員の指導を得て各自研修を進めます。帰国後、研修報告書の執筆などについて、担当教員が指導を行います。これを事後研修とします。
・日程
夏期休業中に実施する場合、おおむね以下のような手順で進めます。
4月または5月連休明けに説明会を実施します。受講募集を6月まで行います。情況によっては、受講者選考を行う場合があります。7月、受講確定者に対し、研修プログラムの内容と渡航に関わる研修会を開催します。8月~9月、受入大学等に赴き、三週間程度の実地研修をします。9月~10月、事後研修、研修報告書の作成に着手します。

【学習の方法】
・受講のあり方
はっきりとした自分自身の目的意識をもって、積極的かつ主体的に発言・行動することが必要です。また、受入大学等が所在する地域社会に対する十分な予備的理解を各自で進めて下さい。さらに、受入先から提供されるプログラムを柔軟に受け入れ、事前に各自思い定めた目標の達成に勉めなければなりません。
・授業時間外学習へのアドバイス
受入先が所在する地域社会の現状に関わる情報を調査・整理しておかなければなりません。研修プログラムの内容を把握するとともに、理解を試みる目標を各自設定しておきます。
研修で得た体験に基づいて、報告書を取りまとめて下さい。

【成績の評価】
・基準
人文社会科学部では、「主体的な参加の度合い」「知識の修得の度合い」「理解の度合い」「汎用的技能の修得の度合い」の4つの成績評価基準を設定しています。
本科目では、上記の4つの基準に従い、事前研修、受入先での研修態度、事後の報告書によって、総合的に評価します。詳しくは、募集説明会の時に説明します。
・方法
学習意欲と研修態度60点、事後報告及び報告書40点

【その他】
・学生へのメッセージ
・受入大学等へは引率教員が同行します。
・受講にあたっては、原則として外国語の運用能力を問いませんが、現地では外国語による場合が普通です。
・異文化間コミュニケーションⅠ(4単位)台湾は、平成29年度夏期休業中に開講する予定です。
・オフィス・アワー
人文学部国際交流委員会委員長・西上 月曜日12:40~14:00 西上研究室、在室時は随意。

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