スペイン語1
 Spanish 1
 担当教員:土井正樹(DOI Masaki)、松本剛(MATSUMOTO Go)
 担当教員の所属:人文社会科学部、人文社会科学部非常勤講師
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
1.実践的な技能の習得のため、文法的知識に加え、実際の会話で役立つスペイン語の運用力を身に付けることを目標とする。
2.多様な価値観についての見識を広めるため、言語だけでなく、スペイン語圏の風習や食習慣などについても理解を深めることを目標とする。

【授業の到達目標】
1. スペイン語圏を旅行した際に不自由しない程度の日常会話ができる【技能】。
2. 動詞の活用などスペイン語特有の表現方法に慣れ、状況に応じて初歩的な会話、文章作成ができる。【技能】
3. スペイン語圏の風習や食習慣など、スペイン語圏の文化・社会について述べることができる。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
スペイン語、文法、会話、スペイン語圏の社会・文化

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
土井が文法、松本が会話を担当し、音読やロールプレイなどを取り入れ実際にスペイン語を使う機会を多く設ける。また、
授業は以下のように進める。
1)講義(前回授業の課題の解説・講評)、
2)講義(新出事項の解説・質疑応答)、
3)授業内容に関する課題の提示(次回の授業で解説・講評)
・日程
1. オリエンテーション                     9. 基本会話フレーズ1、一般動詞1
2. 入門会話フレーズ1、スペイン語の読み方・書き方1 10. 基本会話フレーズ2、一般動詞2
3. 入門会話フレーズ2、スペイン語の読み方・書き方2 11. 基本会話フレーズ3、一般動詞3
4. 入門会話フレーズ3、名詞1 12. 基本会話フレーズ4、一般動詞4
5. 入門会話フレーズ4、名詞2 13. 基本会話フレーズ5、「存在」を表す動詞1
6. 入門会話フレーズ5、be動詞と形容詞1 14. 基本会話フレーズ6、「存在」を表す動詞2
7. 入門会話フレーズ6、be動詞と形容詞2 15. これまでのまとめと期末試験
8. これまでのまとめと中間試験

【学習の方法】
・受講のあり方
毎回授業に出席し、授業後に出題する課題をきちんと提出すること。また授業で発言等を求められた場合等、積極的に参加すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業で出される課題に真摯に取り組んでください。そのうえで、授業で学んだ表現を、それらが実際に使われるシーンを思い浮かべながら、何も見なくても口をついて出てくるようになるまで、繰り返し声に出す練習が効果的です。また、学習の合間に、スペイン語の映画や音楽を鑑賞してみてはいかがでしょうか。少しずつ聞き取れる語彙や表現が増えていると実感できれば、よりスペイン語学習を楽しめるようになると思います。

【成績の評価】
・基準
中間試験、期末試験のほかに、毎回授業後に課題を出し、知識の習得、理解の度合い、汎用的技能(論理的思考力、文章表現力)、参加の度合いのそれぞれの項目について判定し、その合計点を用いて判定します。基準は、1)授業でのロールプレイや質疑応答に積極的に参加している。2)毎回の課題に真摯に取り組んでいる。3)場面に応じた会話表現の使用と文法的に正確な文章作成ができる。
・方法
課題(40%)、中間試験(30%)、期末試験(30%)

【テキスト・参考書】
(会話)ヘスス・マロト・ロペス=テジョ著『グラシアスから始めて日常会話・旅行会話が話せる ゼロからスタート スペイン語 会話編』
(Jリサーチ出版)。
(文法)四宮瑞枝、落合佐枝、パロマ・トレナド、ソコロ・フランコ・デ・ミサワ著『¡Acción!(改訂版)』(白水社)
※辞書を持参してください(『現代スペイン語辞典』(白水社)、『プログレッシブスペイン語辞典』(小学館)、その他電子辞書など)。

【その他】
・学生へのメッセージ
スペイン語はとても話者の多い言語です(母語話者数世界第2位)。すでにみなさんが勉強された英語と二つ合わせれば、世界の約1/10の人との対話が可能になります。このスペイン語学習がみなさんの可能性を広げ、世界を拓くきっかけになればと思います。
・オフィス・アワー
(土井)毎週月曜日12:30-14:30 人文社会科学部2号館1階DTP推進室、
(松本)毎週水曜日13:00-14:30 人文社会科学部3号館2階ナスカ研究推進センター

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