ポスト・グローバリズムの時代背景と現代日本政治の基本動向を踏まえながら、政治についての基本的考え方を学ぶ。

　現代日本政治の基本動向に関する知識を深め、自由、権力、民主主義等の基本的問題について考える力を身につける。

　政治的思考、自由、セキュリティ、権力、民主主義

　この授業は、政治についての考え方の基本を学ぶとともに、現代政治に関する幅広い知識を習得し、市民としての健全な精神を育成するものである。

　テキストに沿いながら、新聞記事等からの具体的事例を交え、講義をします。

　下記の計画で進めます。
　序　現代政治について考える（1回）
　1.決定とは何か
　2.どのように決定するのか（1回）
　3.代表とは何か（1回）
　4.代表制と直接民主政（1回）
　5.討議と民主主義（1回）
　6.討議の作法（1回）
　7.権力とは何か（1回）
　8.権力とセキュリティ（1回）
　9.自由とは何か（1回）
　10.自由、権力、セキュリティ（1回）
　11.社会と国家（1回）
　12.社会とセキュリティ（1回）
　13.政治の限界とは何か（1回）
　14.政治との距離の取り方（1回）
　15.まとめ（1回）

　この授業は時事問題に関する調査及びそれに基づくディベートを含みます。
　受講者は講義内容をノートに筆記し、テキストの重要ポイントに線を引くなどして理解を深める。

　授業前に前回の授業を振り返っておくこと、またテキストを読んでおくこと。
　授業後は、ノートをもとに重要事項を整理すること。

　自由や民主主義に関する基本問題を考える力と、現代政治の動向に関する基本知識の修得度を合格の基準とします。

　平常点（20点）４回の小レポート（各20点、合計80点）を合算します。

　テキスト：杉田敦『政治的思考』（岩波新書）

　日頃から新聞・ニュース等により、国際政治・国内政治の動向を知るように心がけて下さい。

　火曜日午前10:30〜13:00