【授業の目的】
人間はなぜ観光をするのかを考え、その欲求を満たすための観光マーケティングの基本を学ぶ。 また、それによってどのような人間社会が形成されているかを考察する。 観光経営の基本を学ぶことで、人間の行動や社会についての理解を深め、自分の将来像を考える。
【授業の到達目標】
人間の観光欲求について説明できる(知識・理解) 観光マーケティングの事例について述べることができる(知識・理解) 事例を他の観光地に応用できる(知識・理解) 観光マーケティングについてコミュニケートできる(態度・習慣)
【授業概要(キーワード)】
観光 経営 マーケティング 人間社会
【科目の位置付け】
「人間」をテーマに、その問題を考えることを通して、学問への問題意識の育成や動機付けを図る。
【授業計画】
・授業の方法
講義とグループワーク
・日程
1回目 はじめに 2回目 人間の観光欲求 3-8回目 観光マーケティングの事例紹介-湯布院、長浜、ニセコ、宇佐、喜多方、旭山動物園など 9-14回目 観光マーケティングのグループワーク(観光地の選択、観光振興策の立案について) 15回目 発表とまとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
講義時に取り上げられる内容を考えながら学ぶこと
・授業時間外学習へのアドバイス
この授業はグループワーク・プレゼンテーションなど学生が主体的に参加する学習活動を含みます。活動内容は授業により異なります。 新聞などで観光マーケティングに関する話題を良く読んでおく 講義で扱われた内容を本やインターネットでさらに調べる
【成績の評価】
・基準
グループワークへの主体的な参加の度合いを評価する。(40%) また、発表により知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の修得の度合いを評価する。(60%) ただし、出席回数が所定の回数に満たない場合は評価しない。
・方法
講義で扱われた内容をもとにして、観光地を選んでその観光地に観光マーケティングをどのように行えるかグループワークを行い、それを発表してもらう。 特に「人間」にはどのような欲求があり、それを観光でどのように満たせるかについての分析をしてもらい、その内容を評価する。
【テキスト・参考書】
テキストは特に指定しない。 参考書としては以下に示す。 向山、三訂 大学生の観光学ノート、(財)国際観光サービスセンター ジェームズ・マック、観光経済学入門、日本評論社 山上、観光マーケティング論、白桃書房
その他必要に応じて講義時に紹介する
【その他】
・学生へのメッセージ
グループワークはそれなりの努力が必要です。
・オフィス・アワー
月曜日16:30-18:00 メールでアポイントを取ってくれれば随時対応する nisihira@human.kj.yamagata-u.ac.jp
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