【授業の目的】
分かりやすいテキスト(日本語訳・付)を読みながら,役立ちそうな新しい単語にどんどん親しんで,ドイツの20世紀の歴史についても理解を深めます。
【授業の到達目標】
言語能力とともに,文化知識と異文化に対する感覚を強くすることです。
【科目の位置付け】
色々の角度からみた、波瀾万丈のドイツ二十世紀。
【授業計画】
・授業の方法
毎回,演習―説明-質疑応答という形になります。日本語を用います。
・日程
1回目・ドイツの二十世紀、背景の説明 2回目~12回目・講読と質疑応答 Arthur Schnitzlerシュニッツラー: Jugernd in Wien『ウイーンの青春』抄 Ludwig Thomaトーマ: Erinnerungen『回想録』抄 Stefan Zweigツヴァイク: Die Welt von Gestern『昨日の世界』抄 Joachim Ringelnatzリンゲルナッツ: Mein Leben bis zum Kriege『リンゲルナッツの放浪記』抄 Erich Kaestnerケストナー:Als ich ein kleiner Junge war『わたしが子どもだったころ』抄, Klaus Mannクラウス・マン:Der Wendepunkt『転回点』抄 (この内容には変更があるかも知れません) 13回目から・期末発表
【学習の方法】
・受講のあり方
積極的に参加して,知らないことについて遠慮なく質問を出せば,授業はより面白くなります。
・授業時間外学習へのアドバイス
毎回の準備としては、テキストを少しずつでも目を通して貰えればいいと思います。分からなかったところ,もっとを詳しく説明して貰いたいことについて,授業中あるいは授業後に質疑応答の時間もうけます。
【成績の評価】
・基準
目標にどれほど達したかは,参加態度から計ることができますから,授業への積極的な関心と参加を重視します。(参加態度・六割、期末発表・四割)
・方法
参加者の発表およびレポート,学期末に行われる小テスト,出席・授業態度で判定します。
【テキスト・参考書】
プリントを配布します。
【その他】
・学生へのメッセージ
ドイツとヨーロッパの二十世紀は,波乱に満ちた時代でしたが,その時代の色々な側面を分かりやすく説明し,把握できるようにします。同時に日本の二十世紀についても分かることが少なくないと思います。
・オフィス・アワー
水曜日の午後一時から二時半まで
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