ドイツ語ⅠB
 German IB
 担当教員:嶋﨑 啓(SHIMAZAKI Satoru),飯島 幸子(IIJIMA Sachiko)
 担当教員の所属:人文社会科学部非常勤講師、基盤教育企画部特別非常勤講師
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
読み、聞き、話し、書くという総合的なドイツ語運用能力を身に付け、ドイツ語圏の文化や歴史を知るために、ドイツ語の基本的な文法や語彙を習得することを目的とする。

【授業の到達目標】
ドイツ語の音に慣れ、自分の口で発音し、聞き取ることができる。基本的な文法事項を理解することができる。ドイツ語による簡単な日常会話ができる。ドイツ語の簡単な文章を読み解くことができる。ドイツ語圏の文化に関心を持ち、異文化に対する理解を示すことができる。

【授業概要(キーワード)】
学生主体型授業、ドイツ語、外国語、異文化理解

【科目の位置付け】
この授業は、共通科目・コミュニケーション・スキル2(初修外国語)として、ドイツ語を学習し、ドイツ語圏の文化への理解を深めることで、国際的な感覚を養うものである。

【授業計画】
・授業の方法
教科書『ベルリンに夢中』に従って、文法を学び、発音の練習をする。易しい会話練習を通して、ドイツ語の基本的な表現を身につけ、ベルリンやドイツ語圏の文化について学んでいく。
・日程
火曜日と金曜日、週二回の授業である。教科書に従って文法を教える(具体的には、動詞の現在人称変化、名詞の性・数・格、名詞の複数形、強変化動詞、命令形、人称代名詞、前置詞、定冠詞類、不定冠詞類、否定表現)。また適宜、ドイツ語圏の文化について説明する。

【学習の方法】
・受講のあり方
教科書の内容を読み取り、例文を自分の声で発音する。練習においても自分で発音し、人の発音を聞き取る。積極的に授業に参加し、自分の口を動かして練習する。
・授業時間外学習へのアドバイス
最初は予習の必要はありません。授業に慣れてきたら各自の判断で行って下さい。復習のために授業で解説した文法事項について、教科書の練習問題やプリントを宿題にすることがあります。

【成績の評価】
・基準
ドイツ語の基礎的な発音や文法を知り、簡単な表現が理解できることを合格の基準とします。
・方法
二人の教員が、それぞれ50点満点で成績をつけ、計100点満点として評点とする
火曜日(嶋崎):筆記試験50%、平常点50%。
金曜日(飯島):筆記試験60%、平常点40%。

【テキスト・参考書】
テキスト:ベアーテ・ヴォンデ他『ベルリンに夢中(Beate Wonde et al.: Ich liebe Berlin)』同学社、2017、ISBN: 978-4-8102-0740-8
参考書:『アポロン独和辞典』、『クラウン独和辞典』、『アクセス独和辞典』等

【その他】
・学生へのメッセージ
間違ってもよいのでたくさん発音をして、ドイツ語に慣れてください。
語学学習は継続することが非常に重要です。とくに、初期学習では学んだ基礎文法を一つずつ確実に積み上げていくことが求められます。英語と似ている部分、英語と異なるドイツ語ならではの部分、双方を意識しながら勉強するとともに、ドイツやドイツ語圏へのアンテナを広げてください。毎回しっかり授業に参加するとともに、出された課題に積極的に取り組みましょう。

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