【授業の目的】
「総合英語」:英文読解力を中心に、英語運用能力を総合的に養成する授業である。
【授業の到達目標】
日常的で身近な話題について平易な語彙で書かれた英文を読んで理解できる。平易な語彙と短い英文を用いて意見を交換したり、書いたりできる。
【授業概要(キーワード)】
音読・朗読・精読
【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の,実践的な基礎力を養成する。(英語I)
【授業計画】
・授業の方法
名簿順に当てる。当てられた学生は教卓まで出て来て、英語を朗読し、日本語に訳すなり、説明するなり、兎も角も内容を学生に説明する。その際、英文に自分でも不明な点があれば、私に聞くなり、学生に質問するなりして疑問を解消する。1回で6頁進むことを目安にしたい。
・日程
以下に一応15回分の内容を簡単に記す。 第1回:事前事後の学修: 初回の授業なので準備は不要だが、自分の英語学習歴と悩んだことを披露できるようにして来る。授業内容:授業の説明。外国語学習と文化的背景について。主として小関が解説しながら進むが、各自も予習をしてくること。 第2回:授業内容:知っている場合も知らない場合も、人をどう呼ぶかについて。 第3回:授業内容:人の名前の物語について。:英語のあるいは日本語の名字にはどんな意味や過去がある? 第4回:授業内容:名字の中に隠れた場所について。場所と日本語あるいは英語の名字の関係は? 第5回:名前の接頭辞、接尾辞について。ロサンジェルスはどういう意味?その歴史的背景は? 第6回:庶民の生活から出た諺について。 第7回:聖書の箴言について。英語の金言、名句はどんなものを知っていますか? 第8回:ギリシアの神々とローマの神々の物語について。男神とは?女神とは? 第9回:神々の名前の由来とその名称遺産について。例えばアトラス。 第10回:キリスト教と日常生活について。皆さんの日常生活に宗教は入り込んでいますか。いますねえ。 第11回:聖書と日常生活について。英語圏では聖書のどのように入り込んでいますか。あなたの生活には? 第12回:英国やアメリカの文学から例にとって使われている言葉の背景を探る。 第13回:ナーサリーライム使われている言葉の特徴について。ごっこ遊びの世界とは? 第14回:おとぎ話に使われている言葉の特徴について。おとぎ話とは何かについて考える。 第15回:これまでの授業で得たことを元にして自由討論。
【学習の方法】
・受講のあり方
疑問に思うところは積極的に質問し、思うところは臆さず発言すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
予習としては声を出して何度も読み、良く辞書を引き、文を文法的に説明できる様に読みこなして来ること。
【成績の評価】
・基準
音読(発音、アクセント、抑揚)を高く評価する。また、文を文法的に説明する力を高く評価する。
・方法
音読40%、 文法力30%、 小テスト20%、書き取り力(聴解力と綴り力)10%
【テキスト・参考書】
Joan McConnell(雨宮剛註解) The Background of English (『英語の常識』) 成美堂 1986年初版 (ISBN978-4-7919-1210-0 1100円)
【その他】
・学生へのメッセージ
私との会話が成り立つように、「・・・です」、「・・・と思います」など、語尾をしっかり表現すること。自分の発表で分からなかったところがあれば明確に発言すること。
・オフィス・アワー
最初の授業で説明する。
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