ドイツ語ⅠA1
 Geraman I A I
 担当教員:加藤 健司(KATO Kenji),野内 清香(NOUCHI Sayaka)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科人間文化コース,人文社会科学部非常勤講師
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
ドイツ語の文法を学ぶことを中心に、発音や表現を身につけます。
英語以外のヨーロッパ語に触れてみましょう。英語の理解にもきっと役立つと思います。

【授業の到達目標】
1)ドイツ語の文章を音読できる。
2)動詞の現在人称変化と名詞の格を正しく理解して表現に用いることができる。
3)正しい文法で自己紹介、相手の趣味・予定を尋ね、簡単な買い物ができる。
4)短い文章を正しいドイツ語で書ける。
5)基本的な単語を暗記して使用できる。

【授業概要(キーワード)】
異文化理解、ヨーロッパ

【科目の位置付け】
初級ドイツ語の学習を通して、英語以外の外国語の基本的知識を得るとともに、ドイツ語圏文化の一端に触れながら、より広い国際的視野と異文化との接触に対応できる能力を養う。

【授業計画】
・授業の方法
1)二人の教員が交互に教科書を進めます。両方の授業に出席する必要があります。
2)発音を学んだのち、文法を理解して、表現練習をします。
3)毎回問題練習・口頭練習を通じて、文法を学びながら、同時に「耳・口・目」を使って総合的にドイツ語を学びます。
・日程
第1/2回:オリエンテーションと発音。第3/4回:人称代名詞とsein動詞、国名。
第5/6回:動詞の現在人称変化、あいさつ。第7/8回:注意が必要な動詞の変化、自己紹介をする。第9/10回:文の作り方と疑問詞、自己紹介続き。第11/12回:名詞の性と格、持ち物を言う。第13/14回:定冠詞と不定冠詞とhaben動詞、ひとを誘う。第15/16回:いわゆる不規則動詞、すきなものをいう。第17/18回:命令形、すきなことをいう。第19/20回:人称代名詞、会話練習。第21/22回:前置詞、交通手段をいう。第23/24回:冠詞類、ドイツの交通。第25/26回:話法の助動詞、買い物をする。第27/28回:副文、知っているかどうか尋ねる。第29/30回:まとめ復習と試験

【学習の方法】
・受講のあり方
1)授業中の練習によって、理解を深め、覚えるべきものを暗記して下さい。
2)授業中の発話によって、発音と文章の読み方を身につけましょう。
・授業時間外学習へのアドバイス
1)予習よりは復習が重要です。習った事項はみずから理解して暗記して、表現に使えるまで復習しましょう。
2)問題はかならず自分で解き、誤った場合は、訂正し、誤りの理由が不明なときは、質問して下さい。
3)小テストや宿題で問われる事項は重要事項です。繰り返し学び正しく使えるようにしてください。

【成績の評価】
・基準
1)ドイツ語の文章をほぼ誤りなく音読できる。
2)動詞の現在人称変化と名詞の格を正しく理解して、ほぼ誤りなく表現に用いることができる。
3)ほぼ正しい文法で自己紹介をしたり持ちものを説明できる。
4)短い文章を正しい文法のドイツ語で書ける。
5)練習した文法事項を身につけ、ドイツの文化の一端を理解している、
6)初級ドイツ語の基本単語を習得できているかどうか、他のクラスとの統一レベルに達しているか、
以上の能力を小テスト、定期試験で確認して、規定以上の点を合格とします。
・方法
担当者それぞれが実施する定期試験を70%、また平常点(小テストや課題提出状況、出席状況)を30%として、担当者二名の成績を合わせて総合的に判断します。

【テキスト・参考書】
教科書:「4ステップドイツ語」林良子(郁文堂)
参考書、辞書などについては授業のなかで紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
英語と似ているような似ていないようなドイツ語、自身でその相違を確認して下さい。
・オフィス・アワー
野内:火曜5・6校時。加藤:月曜3・4校時。あらかじめご連絡いただければその他の時間でも対応します。

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