日本語上級2(春)話す(日本語B)(日本語)
 Advanced Japanese 2(Spring Semester)Speaking(JapaneseB)
 担当教員:菅原 和夫(SUGAWARA Kazuo)
 担当教員の所属:地域教育文化学部非常勤講師
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
いろいろな場面において、日本語で「話す」基本的能力を身に付ける。

【授業の到達目標】
①さまざまな日常生活場面において、適切に「話す」ことができる。
②自分の話し方、表現方法などを振り返ることができる。
③振り返りを通して、より適切に「話す」ことができる。

【授業概要(キーワード)】
スピーチ、インタビュー、話し合い、ロールプレー、ブックトーク

【科目の位置付け】
コミュニケーションスキル2。日本語で話す基本的なスキルの習得を目指す。前期のスキルは後期(秋学期)に行う日本人との活動の基礎となる。

【授業計画】
・授業の方法
様々な現実場面において、学習者自身がこれまで学習してきた日本語を使って活動を行い、その結果を振り返ることを通して、日本語運用力の向上を図る。
・日程
04月11日 オリエンテーション ロールプレー(1)買い物
04月18日 ロールプレー(2)コンビニで(アルバイトをする)
04月25日 ロールプレー(3)携帯電話ショップで(申し込む)
05月02日 スピーチ(1)私の大学と山形大学(3つのポイントに関して比較説明)
05月09日 スピーチ(2)私の国の国民性(3つのポイントで簡潔、適切に)
05月16日 スピーチ(3)私の町(3つの観点から観光案内をする)
05月23日 インタビュー(1)クラスメイトに質問して、その結果を発表する。
06月06日 インタビュー(2)日本人学生にインタビューする。
06月13日 インタビュー(3)インタビューの結果を発表する。
06月20日 話し合い(1) 例 国際結婚をグループで話し合い、結果を発表する。
06月27日 話し合い(2) 例 原子力発電の是非をグループで話し合う。
07月04日 話し合い(3) 例 夏休み旅行計画を話し合う。その結果を発表する。
07月11日 ブックトーク お勧めの本の内容を、紹介し、勧める。
07月18日 音楽トーク  自分の大好きな音楽を紹介し、勧める。
07月25日 私のお勧め日本語勉強法。

【学習の方法】
・受講のあり方
本授業はいろいろな活動を行うことが中心であるから、受講者の意欲的授業参加が必須である。座して教員の話を聞くのではなく、自ら課題を見つけ、それに積極的に取り組むことが大切である。
ロールプレー:与えられた課題を適切な日本語を使って達成できる。
スピーチ:具体的説明(比較、違い、詳細)ができる。
インタビュー:インタビュー相手から自分の聞きたいことを適切に聞き出すことができる。
話し合い:明解な理由を基に、自分の主張ができる。
ブックトーク他:自分の話したいことを相手にわかるように話すことができる。
・授業時間外学習へのアドバイス
事前準備に十分な時間をかけることが必要である。
それぞれの活動の目標を理解し、積極的に授業活動に参加すること。
授業における自分の発話を録音するなどして、自らを振り返ることが重要である。

【成績の評価】
・基準
ロールプレー:与えられて課題を適切な日本語を使って達成できているか。
スピーチ:説明が具体的(比較、違い、詳細)にできているか。
インタビュー:相手から自分の聞きたいことを適切に聞き出すことができ、それを発表できるか。
話し合い:明解な理由を基に、自分の主張ができているか。
ブックトーク他:自分の読んだ本などの面白さ、梗概などを相手にわかるように話すことができているか。
・方法
内容、表現、文法、話し方(音声など)、態度の5項目について、それぞれの活動ごとに評価する。5領域20点×4回の80点、学習態度20点合計100点とする。

【テキスト・参考書】
テキスト:必要な資料は随時配布する。

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