ドイツ語Ⅳ
 German Ⅳ
 担当教員:飯島 幸子(IIJIMA Sachiko)
 担当教員の所属:人文社会科学部非常勤講師
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
これまで学んできたドイツ語初級文法の知識をしっかり定着させるとともに、旅先で必要なドイツ語表現と知識、コミュニケーション力を身につける。ドイツ語圏で個人旅行を楽しむために必要な表現と語彙を学び、ドイツ語圏ならではの社会文化や習慣を知る。

【授業の到達目標】
基礎的なドイツ語を理解し、基本的な文法規則をつかって日常生活、とりわけ旅行の場面で必要な表現や文が運用できる。ドイツ語のホームページから必要な情報を読み取ることができる。調べ学習に基づいて個人の旅行計画を立て、発表できる。

【授業概要(キーワード)】
学生主体型授業、ドイツ語、外国語コミュニケーション、ドイツ語圏、会話、作文

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解した上で履修すること。
ドイツ語基礎文法(ドイツ語ⅠおよびⅡ)をすでに学び終えた学生を対象とした授業を想定している。

【授業計画】
・授業の方法
旅行のテーマに沿って、旅先で必要なドイツ語表現と知識を学んでいく。スキットに基づく会話練習の機会をもうけるとともに、ドイツ語圏ならではの社会文化や習慣と一緒に、旅行先として人気がある主要都市の特色についても紹介する。あわせて初級文法の復習と確認を継続的に行う。調べ学習では、初めは日本語・英語のホームページや資料をもちいることも認めるが、段階的にドイツ語のホームページ・資料から必要な情報を得られるようにしていく。最後に、個人の旅行計画をドイツ語でプレゼンテーションし、その内容をレポートとして提出する。
・日程
第1回にガイダンスを行う。
第2回~第13回まで、旅行のテーマに沿って授業を進める(具体的には、自分の連絡先を伝える、パン屋で、カフェで、レストランで、スーパーマーケット・市場で、郵便局で、観光案内所で、チケットを買う、町の交通機関をつかう、長距離交通をつかう、など)。あわせて初級文法の簡単な復習と確認を行う時間をもうける(具体的には、発音、挨拶、アルファベット、数字、動詞の現在人称変化、名詞の性と格、名詞の複数形、定冠詞と不定冠詞、強変化動詞、命令形、定冠詞類と不定冠詞類、人称代名詞、否定表現、前置詞、分離動詞・非分離動詞、話法の助動詞、未来時制など)。
第14回にまとめを行い、第15回に旅行計画をプレゼンテーションする。

【学習の方法】
・受講のあり方
正しい発音を身につけるために、何よりもまず自分で実際に声を出して練習し、耳でよく聞くことを大切にする。単語や文章を音読する練習のほか、書く練習もしっかりやること。毎回、ペアワーク・グループワークの機会をもうけるので、積極的に取り組むこと。質問は遠慮せずに、その場ですぐにする。普段から積極的に辞書を引き、必要な単語情報をチェックするように心がける。毎回、宿題と簡単な調べ学習の課題を出すので、必ずやってくること。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業の内容(旅行の表現・単語・文法)をよく復習してください。疑問点は放置せず、どこがどう分からないのかをメモして、積極的に質問するようにしましょう。また、旅行で訪ねたい都市・地域について自主的に調べ、すすんで情報収集してください。

【成績の評価】
・基準
主体的な参加の度合い、知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能修得の度合い、それぞれについて判定する。目標への到達度、授業参加や宿題・課題の提出状況など、プレゼンテーションとレポート、ならびに期末試験を総合的に評価します。
・方法
平常点(授業参加、宿題・課題など)40%、プレゼンテーションとレポート10%、試験点50%による。

【テキスト・参考書】
授業時にプリントを配布する。
1年生のときに使用した教科書と、辞書を毎回必ず持ってくること。

【その他】
・学生へのメッセージ
前期は、旅行というテーマで授業を行います。すでにドイツやドイツ語圏に行ったことのある学生も、まだ行ったことがない学生も、授業をきっかけとして、ドイツやドイツ語圏への興味・関心をさらに大きく広げていってください。最終的に自分だけの個人旅行を計画して発表する目標のもと、毎回しっかり授業に参加するとともに、出された課題に積極的に取り組みましょう。
・オフィス・アワー
火曜日7/8校時、水曜日5/6校時

g84201401-2017-G1-78333