計量分析(社会学)
 Introduction of Quantitative Analysis(Sociology)
 担当教員:加納 寛子(KANO Hiroko)
 担当教員の所属:基盤教育企画部
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
ビックデータ時代といわれる昨今、多様なデータを表現する方法が模索されている。様々なデータの分析方法について学ぶ。

【授業の到達目標】
様々なデータの分析方法を身につける。
計量分析入門では、基礎的なデータ分析を学ぶ。

【授業概要(キーワード)】
データ、ビックデータ、分析

【授業計画】
・授業の方法
全体ー>グループ学習ー>個別学習->全体 のサイクルでデータの分析方法を身につけます。
クト学習を行う.
※大学でマイクロバスのチャーターができた場合には,全員で社会の中のデータ収集に出かける.
・日程
第1回:オリエンテーション
(第2回目までの課題:受講希望者は、指定テキストを読み、感想文・作文・レポート・論文の違いをまとめ提出する。第1回を欠席した場合も同様。)

ステージ1:様々なデータの分析方法を学びます。(第2回~第5回)
第2回 テキストp60-p69
第3回 テキストp70-p79
第4回 テキストp80-p84
第5回 テキストp46-p57

ステージ2:グループで一つのデータを分析します。(第6回~第9回)
 現代的テーマを一つ選び、グループごとに一つのデータを作り分析します。
第6回 テキストp10-p17
第7回 テキストp20-p36
第8回 グループごとの進捗状況の確認
第9回 グループごとのデータの確認

ステージ3:個別学習(第10回~第11回)
ステージ2のデータについて、一人一人がレポートを作成します。
第10回 テキストp86-p108
第11回 テキストp109-p115

ステージ4:全体討議(第12回~第15回)
レポートの発表を行い、全体討議を行います。
第12回 電子情報通信学会 教育工学分野の研究発表を聞き、発表の仕方を学ぶ
第13回 前半チーム発表
第14回 後半チーム発表
第15回 全体のまとめ

なお、7月に電子情報通信学会の研究会が山形大学小白川キャンパスで開催される。意欲のある人は、ここで発表できるように早めにレポートを作成する。発表をしない人も、他大学の方々の発表を聞くことは、大変よい勉強になるため参加します。

【学習の方法】
・受講のあり方
出席は重視しませんが、課題の締め切りは重視します。
・授業時間外学習へのアドバイス
反転学習のスタイルをとっています。復習が不要なわけではありませんが、予習重視です。

【成績の評価】
・基準
ステージ1:10点 指定した予習の実施状況と授業中の取り組み
ステージ2:30点 現代的テーマを一つ選び、グループごとに一つのデータを作り分析できたか否か
ステージ3:40点 締め切り期日を守り、中身が趣旨に合致しているか
ステージ4:20点 全体討議の参加状況(人の発表をきちんと聞き取ることができているか、全員の発表内容に対し、それぞれ自分の考えを持つことができたかどうか)
・方法
データの提出、レポートの提出、授業中の様子。

【テキスト・参考書】
[テキスト]加納寛子(2010)『チャートで組み立てる レポート作成法』丸善

【その他】
・学生へのメッセージ
ホームページ:http://pbdspace.kj.yamagata-u.ac.jp/

数年前から、「単位は不要なので、課題は提出しないが授業を受けさせて下さい」という学生が時々いるようになりましたが、周囲へ悪影響を与えるため、課題に何も取り組まず、ただ座っているだけの受講は認めません。はじめからまじめに受けるつもりのない学生を排除するためにオリエンテーション課題を設定しています。また[受講はしていないけれど配布プリントがあれば下さい]という人が、2015年度に7~8人来ましたがお渡ししていません。授業を受けていない人から、配布プリント等を見せて欲しい等を頼まれた場合は、学籍番号と名前を控え、担当教員へ連絡すること。
・オフィス・アワー
特に定めませんが、質問のあるときは、メール等でアポイントを取って下さい。

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