フィールドワーク 山形の企業の魅力(プレインターンシップ)(山形から考える)
 Pre-Internship (Thinking Outside Yamagata)
 担当教員:松坂 暢浩(MATSUZAKA Nobuhiro)
 担当教員の所属:基盤教育企画部
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
<仕事を体験する時間 ~就業体験を通して働く上でのやりがいを考える〜>
山形大学では多くの学部で3年次以降にインターンシップ(就業体験)を導入しており、様々な企業や団体での活動に参加することで単位認定を受けることができます。これは本学の教育目的に則り、インターンシップを通じて、学習意欲と就職に対する意識を一段と高め、実社会で必要とされる職業意識、自立心と責任感を育成し、実践する能力を育成することを目的としています。そこで本授業では、2、3年次以降の本格的なインターンシップ前のプレ体験として、山形県中小企業家同友会加盟企業での短期インターンシップに参加してもらいます。また中小企業で働く人たちの想いに触れ、中小企業に対する理解も合わせて深めてもえることを期待しています。

【授業の到達目標】
インターンシップ体験を踏まえて、働くことはどのようなことかを説明できる。

【授業概要(キーワード)】
インターンシップ、就業体験、ビジネスマナー、キャリアデザイン、コミュニケーションスキル、社会人基礎力

【科目の位置付け】
本授業は、個々人のキャリアについて考えることで、社会を構成し運営する自立した人間として,人生をどう生きるべきか。より良く,より力強く生きようとする力である「人間力」を育成するものです。

【授業計画】
・授業の方法
1)事前・事後指導とインターンシップ参加を組み合わせて実施します。
2)平日に隔週で事前準備のための授業を行います。またインターンシップ参加期間は、基本的に夏休み期間(8月初旬から9月中旬)に3日間参加してもらい、参加後に成果報告会(9月末)を行います。
・日程
第1回 オリエンテーション
第2回 インターンシップ参加した先輩から学ぶ
第3回~4回 履歴書、志望理由書など応募書類の作成①②
第5回~6回 社会人としてのビジネスマナーを学ぶ①②(外部講師)
第7回 インターンシップ参加のための準備①
第8回 中小企業について理解を深める(受入企業の講演)
第9回 インターンシップ参加のための準備②
第10回~12回 インターンシップ実習参加(3日間)
第13回~15回 成果報告会
※インターンシップ参加準備の状況により、回数や内容に変更がある場合があります。
※ビジネスマナーの講座は、小白川インターンシップ参加学生と合同で実施する予定です。

【学習の方法】
・受講のあり方
1)事前学習でしっかりと準備に取組み、事後学習で学びを振り返り整理をしてください。
2)インターンシップ参加中は、積極的・主体的に行動するよう心がけてください。また、受入担当者の指示に従い、各自で設定する目標達成に向けて努力してください。
・授業時間外学習へのアドバイス
1)個別のメッセージのやり取りやレポートの提出にウェブクラス、サイボウズLive、求人検索NAVIを使用します。登録等に関しては授業内で指示します。
2)授業外でも、参加前の準備(提出書類の作成、企業研究、ビジネスマナーの習得など)を十分に行ってください。またインターンシップ中は、何を学び、何が課題であったのかを振り返る時間を必ず設け、日誌にまとめてください。

【成績の評価】
・基準
事前学習の取組み、インターンシップに参加し、参加後の成果報告を踏まえて総合的に評価します。
・方法
評価の配点は以下とします。
1)インターンシップ参加前に作成する「事前レポート(履歴書、志望理由書等)」(25%)2)インターンシップ参加後に提出する「インターンシップ実習日誌」(25%)
3)成果報告会での発表(30%)
4)受入企業の評価(20%)

【テキスト・参考書】
テキストは使用せず、適宜プリントを配布致します。参考書は適宜紹介をします。

【その他】
・学生へのメッセージ
1)初回のオリエンテーションには必ず参加してください。
※応募者多数の場合は、抽選を行います。
2)インターンシップと成果報告会の参加は必須になります。授業部分の履修だけでは
単位は認定されません。
3)本授業の成績は、前期開講になりますが、成績は、後期に計上されます。
4)インターンシップ参加にあたり、服装(スーツ)、髪の色や髪型、化粧、香水などに
注意を払ってください。また受入先への通勤にかかる交通費は学生の自己負担になり
ます。
5)昨年の履修した先輩の声(アンケートの感想から一部抜粋)
「1年生からこのような体験ができることはとても貴重なことであり、将来を決定する上でも重要な材料になると思った。」
「インターンシップ参加前には全く興味のなかった仕事や学問に興味が持てるようになり、自分の可能性と選択肢を広げることができた。」
「自分が知りたかった「働くこと」について、社会で必要な能力、自分に足りないものが具体的に分かった。これからの大学生活で、今回のインターンシップで学んだことを日常に落とし込んで「気づき」を意識して過ごしていきたいと思います。」
「中小企業の良さや働くとはなど様々のことに対して知ることができた気がする。」
・オフィス・アワー
随時対応しますので、ウェブクラスから予約の上で松坂研究室(基盤教育1号館)にお越しください。

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