近代における「帝国」日本の歩み(共生を考える)
 Japanese "Empire" during the Modern Times(Living with Diversity)
 担当教員:吉井 文美(YOSHII Fumi)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科人間文化コース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
近代における日本社会の形成と、対外進出の過程について理解することを目的とする。

【授業の到達目標】
現代社会とのかかわりを念頭に置きながら、日本近代史の基礎知識を身につける。

【授業概要(キーワード)】
近代日本、内地、植民地、租借地

【科目の位置付け】
この授業は、基幹科目「共生を考える」として、他者、自然、社会との関係を知ることを目指している。特に、日本社会の形成とその背景を、歴史学的な視点から考察する。

【授業計画】
・授業の方法
講義形式で行う。出席カードに、授業内容についてのコメントや疑問点を書いてもらうこともある。
・日程
下記(1)~(3)の時代に沿って講義する。
(1)明治期 5回分
(2)大正期 3回分
(3)昭和戦前期 5回分
なお、第1回目はガイダンス、第15回目は全体のまとめとテストを行う。

【学習の方法】
・受講のあり方
授業の内容を十分に理解するよう努めるとともに、適格なコメント・疑問点を提示する。
・授業時間外学習へのアドバイス
この授業はグループワーク・プレゼンテーションなど学生が主体的に参加する学習活動を含む。活動内容は授業により異なる。毎回の授業を受けたあとは、講義内容を復習し、不明な箇所は参考文献を調べたり、教員に質問するなどして解決する。

【成績の評価】
・基準
期末試験の他に、適宜小レポートを課し、知識の修得、理解の度合い、汎用的技能(論理的思考力、文章表現力)、参加の度合いのそれぞれの項目について判定し、その合計点を用いて判定する。基準は1)日本近代史について興味を持ち、具体的事例や現状を説明し、問題点を明確に指摘できる。2)授業に積極的に参加し、適切なコメント・疑問点を提示できる。
・方法
テスト(70点)、小レポート(30点)。

【テキスト・参考書】
開講時に指定する。

【その他】
・オフィス・アワー
水曜日 13:30~14:30 吉井研究室(メールアドレスは学部HP参照)

g82206002-2017-G1-78601