【授業の目的】
化学は物質が示す様々な現象・性質・変化を原子や分子のレベルで捉え理解する学問です。その基礎を身に付けることがこの講義のねらいです。
【授業の到達目標】
1)原子の構造と軌道の概念を理解できる。 2)軌道を基にして化学結合を理解できる。 3)原子・分子の集合体としての性質を理解できる。
【授業概要(キーワード)】
原子構造、周期律、化学結合、物質の三態
【科目の位置付け】
高等学校から大学の専門科目への橋渡し的な位置づけとし、大学での学習及び生涯にわたる学習への基盤となる力を養う。
【授業計画】
・授業の方法
教科書を中心に講義形式で行う。
・日程
15回の授業で以下の項目を扱う。 1)原子の構造 2)量子論と軌道関数 3)原子の電子配置と周期律 4)化学結合(イオン結合、共有結合) 5)その他の結合(水素結合、ファンデルワールス力) 6)分子の立体構造 7)固体の性質 8)液体の性質 9)気体の性質
【学習の方法】
・受講のあり方
教科書を有効に活用し、また、講義中に話した内容や板書はノートに書き込んでください。
・授業時間外学習へのアドバイス
教科書を前もって読んでおくことで、授業の理解が深まります。その日のうちに授業ノート、教科書を復習・整理してください。
【成績の評価】
・基準
1回の試験を実施し、原子の構造、元素の周期律、分子の構造、化学結合、原子・分子の集合体(物質)の状態について理解できているかを基準に評価します。
・方法
平常点:30点、試験:70点
【テキスト・参考書】
テキスト:学術図書出版 化学(第4版) 物質・エネルギ-・環境 参考書:適宜紹介します。
【その他】
・学生へのメッセージ
受身ではなく、積極的に学習してください。
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