共通地球科学実験(地球科学)
 Basic Experiments (Earth Science) (Earth Sciences)
 担当教員:地球科学コース全教員
 担当教員の所属:理学部理学科
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:実験(一般・発展)
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
地球科学は多様な手法を用いるが,その中でも基本となる、大気水圏・地球史科学・固体地球・物質科学分野の調査・観察・分析の実習を行う.また,そのために必要な地球に関する知識も学ぶ.

【授業の到達目標】
この授業では,地球の物質構成,歴史,物質循環など地球科学の主要な分野の調査・観察・分析の手法を,実習を通して身に付け,また,得られた結果の総合的な解析ができるようになることをねらいとする.

【授業概要(キーワード)】
大気水圏,地球史,固体地球,物質科学,調査,観察,分析

【科目の位置付け】
この授業は,社会生活における広い視野の醸成,並びに高等学校教育との接続に留意し,地球科学分野の基礎的教育を行うものである.(CP1)

【授業計画】
・授業の方法
板書またはプロジェクターを用い,適宜プリント資料や新聞記事等を配布する.毎回レポートを課す.
・日程
第1回(56校時)ガイダンス
第2回(5〜8校時) 大気水圏・地球史科学(地球・生命の歴史や環境の調べ方:前編)
第3回(5〜8校時) 大気水圏・地球史科学(地球・生命の歴史や環境の調べ方:後編)
第4回(5〜8校時) 固体地球・物質科学(固体地球・物質の調べ方:前編)
第5回(5〜8校時) 固体地球・物質科学(固体地球・物質の調べ方:後編)
第6回(5〜9校時) 馬見ヶ崎川実習(大気水圏・地球史科学)
第7回(5〜9校時) 馬見ヶ崎川実習 (固体地球・物質科学)
第8回(56校時) レポートまとめ
天候によっては,馬見ヶ崎川での実習を室内実習に変更することがある.

【学習の方法】
・受講のあり方
板書だけでなく,話やビデオの内容等についても要点をノートを取るようにしてください.質問等は授業中いつでも受け付けます.
・授業時間外学習へのアドバイス
専門図書,新聞,雑誌,web情報等も利用して,より深く広い理解を目指して下さい.復習には授業ノートを活用して下さい.

【成績の評価】
・基準
地球科学の基礎的な内容の実験・実習を,適切に行うことが合格の基準となる.
・方法
授業毎に課題の提出を行い,その得点の平均で評価する.

【テキスト・参考書】
テキスト:なし,適宜プリントを配布する.
参考書:ニューステージ新地学図表 浜島書店

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