最上川から山形を学ぶ(山形から考える)
 Global Focus on Mogami River (Thinking Outside Yamagata)
 担当教員:下平 裕之(SHIMODAIRA Hiroyuki)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科地域公共政策コース
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
ー「最上川の自然と文化」を自分の目で確かめ学ぶー
最上川は、源流から河口まで229kmに及ぶ日本有数の河川です。山形県の大部分が最上川の流域に含まれ、最上川と私たちの生活は深いかかわりを持っています。この授業は、最上川を通じて山形の自然と文化の独自性と多様性を学ぶことを目的としています。

【授業の到達目標】
この授業を履修した学生は、
(1)最上川の自然と文化を自分の目で確かめることにより、河川と人間との相互関係についての理解を深めることができるようになる。【知識・理解】
(2)自然と人間との共生のあり様を考えることができるようになる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
最上川 文化遺産 自然と人間との共生 学生主体型授業

【科目の位置付け】
この授業は、最上川流域の自然と文化を自分の目で確かめることを通じて、自然と人間との共生を主体的に理解する力をつけるものである。

【授業計画】
・授業の方法
山形を発着点とした巡検を4回行い、最上川の上流から下流までの様々な自然・文化遺産を自分の目で確かめ、その意味や重要性を理解します。
・日程
1回目 米沢市--長井市--大江町
2回目 中山町--天童市--東根市--河北町
3回目 大石田町--最上峡--鶴岡市(鶴岡市泊)
4回目 鶴岡市--酒田市
詳しくは授業開始時に改めて連絡します。

【学習の方法】
・受講のあり方
巡検時の配布資料や現地での講義を通じて、最上川の自然と文化を主体的に学んでください。
・授業時間外学習へのアドバイス
(1)図書館やインターネットで、順剣先に関連する事項について下調べをしてください。
(2)巡検で学んだことをしっかり記録し、授業後に整理してください。

【成績の評価】
・基準
巡検における学習態度やレポートにより、最上川での学習を通じて学んだ自然と人間との共生に関する歴史や今後のあり方について、主体的に考察できるようになったかを合格の基準とします。
・方法
巡検の受講状況(40点)と最終レポート(60点)

【テキスト・参考書】
資料は、当日または事前に配布します。

【その他】
・学生へのメッセージ
巡検はバスで移動するため、受講定員は15名程度となります。また宿泊時の宿泊費(6千円程度)は自己負担となります。詳細については、事前説明会を行いますので必ず参加してください。説明会の日時は決まり次第掲示します(4月上旬を予定)。
・オフィス・アワー
月曜日 9:30~11:30 下平研究室(人文社会科学部3号館8階)
これ以外の時間についても事前に連絡してもらえば対応します。

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