やまがたフィールド科学Ⅱ(山形から考える)
 Agricultural Production in Yamagata Ⅱ (Thinking Outside Yamagata)
 担当教員:浦川 修司(URAKAWA Shuji), 池田 和生(IKEDA Kazuo),佐々木 由佳(SASAKI Yuka)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科安全農産物生産学コース
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
宿泊型フィールド体験学習を通して、山形県の農業や畜産業についての知識や経験を深めることを目的とする。

【授業の到達目標】
山形県における水稲、在来作物の栽培や収穫作業、家畜の飼養について、体験を基に説明できる。
農産物の加工や畜産加工品についての知識を深めることができる。

【授業概要(キーワード)】
農業、稲作、在来作物、畜産、フィールド、体験学習

【科目の位置付け】
この演習は農作業等の体験実習を経験することにより、山形県の水稲、在来作物、家畜の飼養についての専門的な技術と知識を習得するものである。

【授業計画】
・授業の方法
ガイダンス(4月)と2泊3日の野外セミナー(夏季休業期間中)を実施する。野外セミナーは山形県金峰少年自然の家に宿泊し、農学部附属やまがたフィールド科学センター(高坂農場)で実習を行う。
・日程
1. ガイダンス(4月)
2. 野外セミナー(夏季休業期間中)
次の(1)~(3)のうちいずれか1つを選択して受講する。
(1)稲作コース:水稲の収穫および食味試験を行う
(2)在来作物コース:在来作物の収穫および加工を行う
(3)畜産コース:家畜の飼養管理および畜産加工物の評価を行う

【学習の方法】
・受講のあり方
他の受講者と協力しつつ主体的に参加し、興味を持ったことや疑問点は随時発言してもらいたい。
・授業時間外学習へのアドバイス
各自が受講する目的や目標を明確にしてから参加してもらいたい。
野外セミナーでは質問の時間を確保し、振り返りレポートの提出を求めるので、これらを活用して学びを深めてもらいたい。

【成績の評価】
・基準
出席状況:ガイダンスと野外セミナーの全日程に参加すること。
受講態度:野外セミナーの実習および共同生活における積極性と協調性
振り返りレポート:実習に対する理解度
・方法
出席状況 40点、受講態度 40点、振り返りレポート 20点

【その他】
・学生へのメッセージ
普段の大学生活では接することの少ない他大学・他学部・他学年の学生と協力し合いながら学びを深めてもらいたい。
1. ガイダンスと野外セミナーの全日程に参加できる学生を募集する。
2. 受講人数は30名程度とし、希望者が多い場合は抽選とする。
3. 野外セミナーでは全員が山形県金峰少年自然の家に宿泊する。
4. 野外セミナーに必要な宿泊費、食費、農学部までの交通費は自己負担とする。
・オフィス・アワー
稲作コース担当:佐々木由佳(yukas@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp)
在来作物コース担当:池田和生(kikeda@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp)
畜産コース担当:浦川修司 (urakawa3513@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp)

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