「学生大使」派遣プログラムにチャレンジしよう(学際)
 Let’s challenge 「student ambassador」 program-Improve and cultivate global capabilities(Interdisciplinary Study)
 担当教員:大崎 直太(OHSAKI Naota),安田 弘法(YASUDA Hironori)
 担当教員の所属:教育・学生支援部
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
本学のサテライトオフィスのあるベトナム、中国、インドネシア、ケニア、ラトビアの各大学に一定期間、「学生大使」として赴き、日本語を教えながら日本文化を紹介すると同時に、相手国事情や文化を学びつつ、現地学生との交流を通して「グローバル人材」に必要な能力を修得する

【授業の到達目標】
①「グローバル人材」に希求される「自己認識と自己成長」の在り方、及び日本文化について深く理解できるようになる
②「グローバル競争社会」の姿を始め、相手国文化を深く理解できるようになる
③人間としての基本的な「生き方」を身につけることができる
④異文化間コミュニケーション能力の向上、及びアイデンティティ(Identity)の確立を図ることが可能になる

【授業概要(キーワード)】
日本語、日本国及び相手国文化、異文化間コミュニケーション、アイデンティティ、創意工夫能力

【科目の位置付け】
基盤共通教育の教養科目で学んだことを「学生大使」体験を通じて実践し、体得する

【授業計画】
・授業の方法
現地で2週間から1か月程度、「学生大使」として活動するとともに、派遣前と派遣後に授業を受講する
①「学生大使」に求められる能力、及び現地の政治経済、社会事情に関する授業を受け、「活動計画書」の作成を行う
②現地のサテライト駐在教員、もしくは現地大学の教職員の指導、アドバイスを受ける
③帰国後、報告会やディスカッションを開催するが、事前に作成した計画書に基づき、実体験について検証する
・日程
学期の長期休業期間中(概ね8月~9月)
第1回目 オリエンテーション、現地日本語クラス事情
第2回目 「学生大使」としての講義
 以上を派遣前の事前授業とし、第3回から第13回までは、現地での「学生大使」実研修とする
第14回目 帰国後の報告会(事前に作成した計画書に基づいた報告)
第15回目 総括講義

【学習の方法】
・受講のあり方
①「学生大使」として主体的かつ積極的に参加する姿勢が不可欠、臨機応変に創意工夫することが求められる
②派遣前の授業では現地事情に関するプリント、パワーポイントを用いた講義がなされるので、理解できるようにすること
③派遣後の報告会では、積極的な発言ができるように準備しておくことが望ましい
・授業時間外学習へのアドバイス
①現地で基礎的な日本語を教えられるよう準備をしておくこと
②現地の政治、経済、社会事情、文化、習慣等について情報収集しておくこと
③「学生大使」経験者らから情報を収集しておくこと

【成績の評価】
・基準
①「学生大使」としてのフィールドワークをやり遂げることが合格の最低基準
②その上で、異文化を理解し、外国人と日常的なコミュニケーションを図ることができれば、合格基準をクリアしたと評価する
・方法
「学生大使」としての参加態度、帰国後の報告会やディスカッション、及びレポート等で総合的に評価する
「学生大使」については、本学サテライト教員、あるいは現地大学の国際交流担当教員の協力により評価する
①「学生大使」60点②レポート30点③報告会プレゼンやディスカッション10点

【テキスト・参考書】
オリエンテーションの際に、プリントを配布するとともに、各国情勢に関する参考書の提示

【その他】
・学生へのメッセージ
「グローバル競争社会」に飛び出て、同世代の若者に日本語や日本文化を教えることにより、「グローバル人材」になれる経験を積もう!
※海外渡航費用は自己負担とする。一部補助金支給あり(渡航先により金額は異なります)。
・オフィス・アワー
月曜日から金曜日 午前8時半から午後5時まで
国際交流室連絡先:rgkokusai@jm.kj.yamagata-u.ac.jp

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