【授業の目的】
1)外国人学生との共同合宿を通じ相互理解を深め、国際感覚を養う 2)外国人学生と寝食を共にしながら、各国の事情、文化、習慣の違いなどについて理解を深める 3)さまざまな交流活動・イベントを通じて国際感覚やコミュニケーション能力を高める。
【授業の到達目標】
1)異文化を理解し、日本の文化・習慣との相違を知るようになる 2)自国の文化を説明できる能力や実用的な英語力を身につける 3)国際感覚やグローバル意識の向上を図る
【授業概要(キーワード)】
異文化、日本文化、国際交流、防災
【科目の位置付け】
基盤共通教育の教養科目などで学んだことを共同合宿や様々な活動を通して実践し、体得する
【授業計画】
・授業の方法
1)外国人学生との合同合宿によって異文化や国際交流を実践的に体得させる 2)ディスカッション、意見交換、プレゼンテーションを多面的に活用し、コミュニケーション方法を学ばせる 3)異文化、各国事情、防災・災害対策に関する講義によって、これらの分野の知識を深めさせる
・日程
8月中の6日間 1日目 開講式・オリエンテーション(蔵王山寮) 2日目 講義「日本の災害」、講義「蔵王の噴火の歴史と減災への取組み」、グループ・ディスカッション「国際防災協力について」(蔵王山寮) 3日目 講義「津波と地震による建物被害-東日本大震災から学ぶ」、活火山火口湖等視察、外国人学生のための日本語学習・ホームスティに備えたマナー勉強(蔵王山寮) 4日目 蔵王山寮から下山のみ(蔵王山寮) 5日目 山形放送を見学、まとめ発表(小白川キャンパス) 6日目 閉講式(小白川キャンパス)
【学習の方法】
・受講のあり方
1)合同合宿参加前に、各国事情、異文化、国際交流などに関する資料・プリントを配布するので、十分予習しておくこと 2)合同合宿での国際交流活動の一環として、各国の現状や災害・防災対策及び課題などのプレゼンテーションを行うので、 その準備をしておくこと 3)プレゼンテーションやディスカッションで使う英文や英語表現を練習しておくこと
・授業時間外学習へのアドバイス
1)外国人学生の出身国の事情(災害を含む)、文化、習慣及び東日本大震災などについて事前に情報収集しておくこと 2)自国の諸問題に関し英語で説明できるようにしておくこと 3)ディスカッションや意見交換では、積極的に発言すること
【成績の評価】
・基準
1)主体的、積極的に参加することが合格の最低条件 2)異文化を理解する能力、外国人とのコミュニケーション能力の基礎を体得することが合格の基準となる
・方法
1)参加姿勢、プレゼンテーション 60点 2)レポート 20点×2 40点
【テキスト・参考書】
参考書:青木保 著「異文化理解」(岩波新書) このほか、オリエンテーションの際、プリント等を配布するほか、適時、参考書を紹介する
【その他】
・学生へのメッセージ
外国人学生と一緒に楽しく積極的に交流を図ろう!
・オフィス・アワー
月曜日から金曜日 午前8時半から午後5時まで 国際交流室 連絡先:rgkokusai@jm.kj.yamagata-u.ac.jp
|