【授業の目的】
生涯スポーツの礎となる卓球の基本的な技能を習得し、ゲームを通じて、人と交流する能力を身に付ける。ゲームにおいては基本的なルールを把握し、楽しんでゲームを行う。基本的な技能の習熟の過程では、自己の身体感覚の観察を通し、自己の身体への関心と理解を深めることを目的とする。
【授業の到達目標】
1)卓球の基本的な技能を理解し、実践できる。 2)シングルス、ダブルスのルールを理解し、ゲームの審判とスコアを行うことが出来る。 3)卓球を通じ、スポーツ技能の習得に興味を持ち、自らの技能を高めるための方法に気付く。 4)生涯スポーツを実践するための基礎的な力を身につける。
【授業概要(キーワード)】
卓球 ラリー ゲーム 生涯スポーツ 運動不足解消
【科目の位置付け】
この授業は卓球の基本技能の習得のために、繰り返しの技能練習を行い、自らの身体感覚を通じた運動の「知」を習得するものである。その過程において、問題発見や問題解決に対する姿勢、さらに主体的に学習に取り組む姿勢を評価する。 またスポーツゲームを通じて、自己の技能の向上を実感し、ゲームを行う相手や仲間の存在について敬意を持って認識し、良好なコミュニケーション能力を構築する態度を養うものである。
【授業計画】
・授業の方法
1)毎回、基本技能である対角のラリーを行うことで基本的な技能の習熟を進めたい。 2)基本技能を習得する練習を行いながら、ゲームを行っていく。ゲームを行いながら、シングルスやダブルスのルールを覚える。 3)グループを作って班ごとに課題を持って練習を進めます。
・日程
第1回目10月 2日(月) オリエンテーション 第2回目10月16日(月) 基本技能の習得1(グリップとフォアハンドのラリー) 第3回目10月23日(月) 基本技能の習得2(サービスとバックハンドのラリー) 第4回目10月30日(月) 基本技能の習得3(フットワークとコンビネーション) 第5回目11月 6日(月) シングルスゲームの実施① 第6回目11月13日(月) シングルスゲームの実施② 第7回目11月20日(月) シングルスゲームの実施③ 第8回目11月27日(月) ダブルスゲームの実施① 第9回目12月 4日(月) ダブルスゲームの実施② 第10回目12月11日(月) ダブルスゲームの実施③ 第11回目12月18日(月) グループ対抗戦① 第12回目 1月15日(月) グループ対抗戦② 第13回目 1月22日(月) グループ対抗戦③ 第14回目 1月29日(月) グループ対抗戦④ 第15回目 2月 5日(月) グループ対抗戦⑤
【学習の方法】
・受講のあり方
基本的な練習と技能にあわせたゲームを中心に授業を進めていきます。 スポーツをするのにふさわしい服装と内履き用の運動靴を準備してください。 授業の準備、後片付けを皆で協力して行いましょう。
・授業時間外学習へのアドバイス
体調を整えて怪我をしないように。 仲間内で自主練習を行うことで技能習得はさらに進みます。 技能の習熟には個人差があります。出来るようになるまで、繰り返し基本を行うことが大事です。
【成績の評価】
・基準
授業に2/3以上出席し、卓球の基礎技能を身に付けるための授業での活動に積極的・能動的に参画できていることが合格の基準です。
・方法
平常点80点、ゲームなどの記録内容、受講態度・個人記録、準備、運営への協力など20点
【その他】
・学生へのメッセージ
欠席、遅刻は極力しないこと。 履修が決まったら、途中で勝手に履修放棄しない。 体育館で実施しますので屋内用の運動靴を準備すること。 ラケットはペン型、シェーク型共に充分数を授業で準備しますが、自分の道具を使う場合は自己責任で管理すること。 冬期になると待っている間、寒かったり、汗が冷えたりするので上着や着替えやタオルを準備しましょう。 体育館を出る際は教員に一言伝えること。
|