現代日本の政治と外交(政治学)
 Contemporary Japanese Politics and Diplomacy(Political Science)
 担当教員:北川 忠明(KITAGAWA Tadaaki)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科地域公共政策コース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 ポスト冷戦=グローバリズムの時代からポスト・グローバリズム時代への移行という背景とした、現代日本政治と外交の基本動向を1990年代から今日まで概観し、現代日本政治と外交の課題について学ぶ。

【授業の到達目標】
 ポスト冷戦=グローバリズムの時代からポスト・グローバリズム時代への移行という時代背景を理解しながら、現代日本政治と外交の基本動向に関する知識を深め、その課題について考える力を身につける。

【授業概要(キーワード)】
 ポスト・グローバリズム 現代日本政治、外交、安全保障

【科目の位置付け】
 この授業は、現代日本政治について様々な視点から考えることで、政治に関する幅広い知識を習得し、市民としての健全な精神を育成するものである。

【授業計画】
・授業の方法
 テキストに沿いながら、新聞記事等からの具体的事例を交え、講義をします。
・日程
 下記の計画で進めます。
 1.序ー現代日本政治について考える(1回)
 2.冷戦の終わり(1回)
 3.湾岸危機と日本政治(1回)
 4.細川連立政権の外交(1回)
 5.村山政権(1回)
 6.橋本政権と日米関係の変化(1回)
 7.9.11の衝撃と小泉政権(1回)
 8.小泉政権時代の日本政治の変容と外交(1回)
 9.自民党政権の揺らぎの時代の日本政治ー安倍政権(1回)
 10.自民党政権の揺らぎの時代の日本政治ー福田政権と麻生政権(1回)
 11.民主党政権時代の日本政治の変容と外交―鳩山政権の挫折(1回)
 12.民主党政権時代の日本政治の変容と外交ー尖閣諸島問題(1回)
 13.安倍政権時代の日本政治の変容(1回)
 14.安倍政権と外交・安全保障問題(1回)
 15.まとめ(1回)
 

【学習の方法】
・受講のあり方
 この授業は時事問題に関する調査及びそれに基づくディベートを含みます。
 履修者は、講義内容をノートに筆記し、テキストの重要ポイントに線を引くなどして理解を深める。
・授業時間外学習へのアドバイス
 授業前に前回の授業を振り返っておくこと、またテキストを読んでおくこと。
 授業後は、ノートをもとに重要事項を整理すること。

【成績の評価】
・基準
 現代日本政治の動向に関する基本知識の修得度と、現代日本の内政と外交・安全保障の課題を考える力を合格の基準とします。
・方法
 平常点(20点)4回の小レポート(各20点、合計80点)を合算します。

【テキスト・参考書】
 宮城大蔵『現代日本外交史』(中公新書)

【その他】
・学生へのメッセージ
 日頃から新聞・ニュース等により、国際政治・国内政治の動向を知るように心がけて下さい。
・オフィス・アワー
 火曜日午前10:30〜13:00

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