【授業の目的】
ロシア語Iを継続し、語彙と基本文法の理解と反復を続け、ロシア語文法の全体像を見渡し、運用能力を高めることを目的とする。
【授業の到達目標】
この演習を履修した学生は 1) 記号にみえた語の羅列が、意味をもつロシア語ということばだったことを知ることができる。 2) 習得した語彙と文法をもとに、少しずつ、自分の意思をロシア語に乗せて発信することができる。 3) ロシア語ができるようになる、と感じることができる。
【授業概要(キーワード)】
ロシア語、基礎
【科目の位置付け】
共通科目 コミュニケーション・スキル2 ロシア語
【授業計画】
・授業の方法
教科書に沿って、あわてずじっくり進みます。到達度に応じて、進度に多少の変化はありえます。教科書掲載の基本例文をもとに文法項目を解説し、あとは自分で反復するだけ、という段階まで理解と訓練を進めます。発音・発話の機会も多いですので、全身を使って学習します。復習の度合いを毎回チェックします。
・日程
第1回 ガイダンス 第2~3回 ロシア語Iの復習 第4~5回 移動の動詞と対格を要求する前置詞 第6~7回 生格の用法 第8~9回 生格を要求する前置詞 第10~11回 与格の用法と与格を要求する前置詞 第12~13回 造格の用法 第14~15回 造格を要求する前置詞 第16~17回 人称代名詞の格変化 第18~19回 ふたたび与格の用法 第20~21回 形容詞的代名詞の格変化① 第22~23回 形容詞の格変化① 第24~25回 形容詞の格変化② 第26~27回 形容詞的代名詞の格変化② 第28~29回 接続詞・関係代名詞 第30回 まとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
文法事項の説明をよく聞き、板書で示される重要事項を筆記する。 恥じらいを捨て、発音・発音の訓練に積極的に参加する。 教科書と音声CDを、基本例文の反復訓練に活用する。 予習は不要。
・授業時間外学習へのアドバイス
ひたすら音読。 ひたすら筆写。 ひたすら反復。
【成績の評価】
・基準
基本文法の理解度と、基本例文の習得度が水準に達していることを合格の基準とします。 授業時間内に4回程度の小テストをおこない、判定の基礎とします。 期末の大きなテストはおこないません。
・方法
小テスト70点+授業点30点
【テキスト・参考書】
東一夫・東多喜子『標準ロシア語入門』白水社。
【その他】
・学生へのメッセージ
語学ははじめたときがゼロ歳です。成長の歩みはのろく思えるかもしれませんが、正しい努力をつづければ、大人になれる日は必ずきます。
・オフィス・アワー
火曜日12時10分~12時50分。その他在室時は随時受け付けます。
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