【授業の目的】
上級後半レベルの「書く」日本語 大学の学習・研究活動に必要とされる「書く力」を養成する。
【授業の到達目標】
(1)レポートを書くために必要な表現や書式が使える。 (2)意見を述べる、引用する等のための表現を学習し、自分の意見と他者の意見を書き分けることができる。 (3)テーマに必要な資料を適切に引用して意見を述べることができる。 (4)文章を論理的に展開することができる。 (5)文章を推敲する。(指摘された誤用や不適切な日本語を訂正することができる。)
【科目の位置付け】
大学で必要とされる日本語の読み書き能力のうち、レポートを書くための能力を養成する。
【授業計画】
・授業の方法
レポートを書く上で必要な表現の意味・用法を理解する。 学習した表現を適切に用いる練習をする。 まとまった長さの文章を書く練習をする。
・日程
第1回 授業の進め方とガイダンス 第2-4回 表現の学習と練習 第5-14回 文章作成の練習 第15回 まとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
辞書を持ってくること。電子辞書も可。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストに目を通しておくこと。 毎回、作文の宿題がある。宿題は、日本語の文法や表現が適切に使われてるかだけでなく、内容面でも評価する。
【成績の評価】
・基準
(1)説明、分類、定義、要約、比較・対照、因果関係を述べるために必要な表現を適切に使うことができる。 (2)自分の選んだテーマで資料を引用し、自他の意見を書き分けることができる。 (3)自分の選んだテーマで論理的に文章が展開できる。 (4)指摘された誤用や不適切な日本語を修正することができる。
・方法
参加・態度 20% 宿題 80% 毎回、作文の宿題と、その書き直しの宿題を出す。
【テキスト・参考書】
『留学生のための論理的な文章の書き方(改訂版)』二通信子他、スリーエーネットワーク
|