栄養と科学(応用)
 Nutrition and Sciences (Applied Studies)
 担当教員:鈴木 拓史(SUZUKI Takuji)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
日常的に摂取している栄養素には、それらを摂取する必要性を示す科学的根拠が存在します。なぜ栄養素を摂取しなければならないのか?栄養素はどのように体内へ入るのか?栄養素はどのように代謝され体内で有効に利用されるのか?これらの疑問を解決するために、栄養学の基礎から応用までを幅広く学習します。近年の栄養学の発展には科学の力が必要不可欠であり、これまでに見出された科学的根拠を元に最先端の科学実験より見出されつつある最新の情報を日常生活で十分に活かすことのできる知識として習得し、食を通した健康的な生活基盤を整えることを目的とする。

【授業の到達目標】
1)栄養素についての最低限の知識を習得できる。【知識・理解】
2)食生活習慣の改善に役立つ知識を習得できる。【知識・理解】
3)食を通した健康的な生活を営む基盤を整えることができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
栄養学、栄養生理学、代謝性疾患

【科目の位置付け】
この授業では、日常的に摂取している栄養素の生体内の役割について詳しく学びます。その中から食を通して健康的な生活を営むための基盤を整えるための幅広い知識を習得するものです。

【授業計画】
・授業の方法
授業の大半は講義形式。
前の週の授業内容に関連する小テストを実施する(計12回)。
中間、期末試験時にグループディスカッションを行う(計2回)。
・日程
1) 授業内容の説明(ガイダンス)
2) 栄養素概論 
3) 各論1:炭水化物、脂質
4) 各論2:タンパク質(アミノ酸)、ビタミン
5) 各論3:ミネラル、食物繊維
6) 消化器概論 
7) グループディスカッション①
8) 生理機能1:小腸、大腸
9) 生理機能2:肝臓、腎臓、その他
10)生体内ホルモンの働き
11)代謝性疾患
12)時間栄養学
13)食・栄養に関わる最新の科学情報
14)グループディスカッション②事前準備
15)グループディスカッション②

【学習の方法】
・受講のあり方
本授業は、一般的な知識をより専門的に解説する。
不明な点がある場合はその場で質問すること。
興味を持って、よく考えながら受講すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
予習のあり方:各回の講義テーマについて予め予備知識を備える。
復習のあり方:講義内容の小テストを翌週行うので、講義内容の復習は必須。

【成績の評価】
・基準
1)前週の授業内容の小テスト。
2)中間試験・期末試験のグループディスカッションによる評価。
*グループディスカッションでは、班員とのコミュニケーションや話し合いへの積極性、論理的にまとめられているかを総合的に評価します。
・方法
1)小テスト(各10点、計120点)。
2)中間試験、期末試験による評価(各40点、計80点)。
 合計 200点を100点満点に換算

【テキスト・参考書】
特になし。必要に応じて参考書を照会する。

【その他】
・オフィス・アワー
10:00~17:00(研究室あるいは実験室)

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