人の体の仕組み(生物科学)
 Introduction to human biology (Biological Sciences)
 担当教員:渡辺 絵理子(WATANABE Eriko)
 担当教員の所属:基盤教育企画部
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義(一般)
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 人の体の仕組みについて、生物学的な視点からの理解を目的とします。

【授業の到達目標】
 人が生きていくために体の各部分がどのように働いているのかを理解し、説明することができる。
 現在開発されている再生医療、生殖医療等の先端医療技術をいかに利用していくべきかを考えられるようになる。

【授業概要(キーワード)】
 人 細胞

【科目の位置付け】
 生命科学を専攻しない者でも知っておくべき自分の体についての知識を習得ことを目的とする科目です。
 後期開講の「生命科学入門」(生物科学)時間割コード:79604が主に分子レベル、細胞レベルの内容を扱う授業であるのに対して、「人の体の仕組み」では個体レベルの内容を扱います。

【授業計画】
・授業の方法
  各テーマについてプリントを配布し、パワーポイントを用いて解説を行います。
  授業内容と関連したニュースなどを紹介します。
  DVDの映像などを用いることで理解を深めます。
・日程
  第1回目 ガイダンス
  第2回目 人の体と細胞
  第3回目 皮膚と髪の毛   
  第4〜5回目 生殖と発生       
  第6〜7回目 遺伝と遺伝子   
  第8〜9回目 脳と神経     
  第10回目 呼吸とエネルギー   
  第11〜12回目 心臓、血管、血液 
  第13回目 免疫
  第14回目 体内時計
  第15回目 まとめと試験     
 

【学習の方法】
・受講のあり方
  プリントに必要事項を書き込んで自分用の資料を完成させてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
  テレビ、新聞、ネットなどでは、授業内容と関連したニュースを注意してみてください。興味を持った分野に関しては参考書等を読んでみてください。

【成績の評価】
・基準
  人の体の仕組み、先端医療技術について適切に説明できることを合格の基準とします。
  授業の内容を他の人に簡単に説明できるようになることを目指して下さい。
  個々の単語を暗記していることよりも、全体の流れを理解していることを評価します。
・方法
 小テスト20点×3回(第3回〜第13回の授業で実施)+期末テスト40点(第15回の授業で実施)の計100点で評価します。

【テキスト・参考書】
  プリントを配布します。
  授業で参考書を紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
 一般コースとして開講します。文系学部所属の人、高校で生物を履修していない人にもわかるように話をします。理系学部所属でも、個体レベルの生命科学の基本的な知識の習得を目的とする人は対象になります。また、専門的な知識の習得を求める人には授業内容が易しすぎて適当ではない場合もありますので注意して下さい。
 前期開講の「人の体の仕組み」(生物科学)時間割コード:78384と重複して履修することは出来ません。
・オフィス・アワー
  授業中に指示をします。

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