キャリア形成とワーク・ライフ・バランス(ウーマン・オブ・ヤマガタ)(山形から考える)
 Career Design and Work-Life Balance ( Woman of Yamagata ) (Thinking Outside Yamagata)
 担当教員:井上 榮子(INOUE Eiko)
 担当教員の所属:男女共同参画推進室
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
1)多方面で活躍する方々の経験に基づいた講義を通じて、男女が共に仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を保てる働き方についての考えを深め、自らのキャリア・ビジョンを描くことを目的とする。
2)21世紀日本の最重要課題となっている「男女共同参画社会」とはどのような社会で、どのような課題をどのように解決するのか具体的に考えることを目的とする。

【授業の到達目標】
この講義を履修した学生は、
1)「ワーク・ライフ・バランス」や「男女共同参画社会」について理解し、適切に説明できる。【知識・理解】
2)討議のテーマに基づいて発言を促し、司会進行することができる。【技能】
3)疑問や意見をもち、講師との対話やグループ討議に参加することができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
キャリア形成、ワーク・ライフ・バランス、男女共同参画社会

【科目の位置付け】
この授業は、性別にかかわらず自立した個人として、社会および家庭における責任を果たす態度・志向性を養成するものである。

【授業計画】
・授業の方法
1)多方面で活躍する学内外のゲストを招き、講義を通して経験や生き方を学ぶ。
2)ゲストとの対話やグループ討議・全体討議に参加する。
3)講義や集団討議後、自分の考えを振り返り、「気づきノート」に記述する。
・日程
主要なテーマと順序は次のとおりです。
 第1回目 10月5日(木)講義のすすめ方とガイダンス
 第2回目 10月12日(木)ワーク・ライフ・バランスや男女共同参画社会についての基本事項の紹介
 第3~13回 10月19日(木)~1月18日(木)ゲストによる講義と対話やグループ討議
 第14回 全体のまとめ
 第15回 記述試験と解説

【学習の方法】
・受講のあり方
1)毎回のゲストから「何か」をつかみ取る意欲をもって、「10年後の自分」を考えながら参加する。
2)ノートに記録しながらゲストの講義を聴き、質問や感想を述べる。気づきノートにまとめ提出する。
3)ゲストとの対話やグループ討議・全体討議に、積極的・主体的に参加する。
・授業時間外学習へのアドバイス
各回のゲストについてはインターネット等を活用して情報収集をし、質問できるように準備してください。

【成績の評価】
・基準
1)ゲストの講義からキャリア形成や、仕事と生活についての具体例を把握し、自分なりの考察を加えて記述できることが合格の基準です。
2)ゲストとの対話や集団討議に参加できることが合格の基準です。
3)「ワーク・ライフ・バランス」や「男女共同参画社会」に関する基礎的な事項を適切に説明できることが合格の基準です。
・方法
1)平常点60点+記述試験40点
2)平常点は、気づきノート5点×12=60点。記述試験テーマは事前に予告する。

【テキスト・参考書】
テキスト:『Woman of YAMAGATA これからの「仕事」の話をしよう』山形大学男女共同参画推進室発行(無償)
参考書:河野銀子、藤田由美子編著『教育社会とジェンダー』学文社

【その他】
・学生へのメッセージ
1)多様な分野で活躍する豪華ゲストと直接対話できる貴重なチャンスです。
2)女性のみを対象とする授業ではありません。男性も積極的に受講してください。
・オフィス・アワー
メールや電話でいつでも連絡をしてください。場所:法人本部棟2階男女共同参画推進室 E-mail:y-danjo@jm.kj.yamagata-u.ac.jp TEL:023-628-4937

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