【授業の目的】
この授業は、具体的なテーマへの取り組みを通じて課題探求能力を伸ばし、調査や情報収集、討論や議論、口頭発表、レポート作成の能力など、大学生として必要な基本的な学習スキルの向上を図ることを目的としている。
【授業の到達目標】
この講義を履修した学生は、 (1)文献・資料を理解し読み込む力(読解力)を身につけることができる。【知識・理解】 (2)グループで共通のテーマに取り組み、討論や議論を通じて理解を深めたり、共同で発表内容をまとめたりすることができる。【態度・習慣】 (3)自分の関心のあるテーマを設定し、情報・資料収集を行い、レポートを作成し発表することができる【技能】
【授業概要(キーワード)】
課題探求能力、コミュニケーション能力、情報収集能力
【科目の位置付け】
この授業は、大学での主体的な学修にスムーズに適応できるよう、プレゼンテーションやグループワーク、レポートの書き方、調査・情報収集の方法など主体的・能動的な学修のために必要な技法を習得するためのものである。
【授業計画】
・授業の方法
学生が自らあるいはグループで具体的なテーマについて調査・情報収集に取り組み、それをもとに討論(議論)や発表、レポートの作成を行う学生主体型の授業を実施する。
・日程
この授業では
1.4つの技術(グループワーク・ディスッカッション・プレゼンテーション・レポート)の基礎及び具体的進め方を学ぶ
2.グループに分かれて課題発見・探究学習を行う
3.文献・資料調査について学ぶ
4.課題発見・探究学習の成果についてプレゼンテーションの設計図作成、リハーサルからプレゼンテーションコンテストを行い、相互評価を行う
5.課題発見・探究学習の成果に関するレポートを作成する
6.ここまでの学びについてリフレクション(省察)を行う
という進め方を基本として課題発見・探究学習を前半と後半で2回実施します。
【学習の方法】
・受講のあり方
(1)与えられたテーマに対し、調査・情報収集、討論、レポート作成について主体的に取り組む。 (2)グループワーク・プレゼンテーションにおいては、他者とのコミュニケーションを意識し、情報共有や意見交換を行うようにする。
・授業時間外学習へのアドバイス
(1)与えられたテーマ・課題については、必ず自分で事前に準備・情報収集を行うこと。 (2)グループワーク・プレゼンテーションの進め方等について事前に理解するとともに、実施後は良かった点、反省点等をまとめておく。 (3)与えられたテーマに関しレポートを課し、提出を求める。
【成績の評価】
・基準
(1)口頭発表から、発表者のグループワークにおける情報収集能力や知識の理解度を評価します。 (2)質疑応答の際の聞き手としての情報収集能力や理解度、さらには議論への貢献度を評価します。 (3)レポート作成においては、課題探求能力も評価します。
・方法
授業内での各課題への取り組みと発表について事前に提示してある評価基準に照らして評価する。
【テキスト・参考書】
山形大学基盤教育院編『スタートアップセミナー学習マニュアル なせば成る! 三訂版』山形大学出版会 その他担当の先生から指示があります。
【その他】
・学生へのメッセージ
再履修科目になります。出席と課題の提出を特に強く心がけてください。
・オフィス・アワー
授業の開始時点で、担当教員から説明があります。
|