【授業の目的】
観測技術の飛躍的発展、また理論的理解の進展により、人類の宇宙にたいする理解はどんどんましていると同時に新たな謎もうまれてきています。本講義ではそのような宇宙の新しい姿を伝えていきます。また、宇宙の謎をあきらかにする手段として重要な観測装置やコンピューターシミュレーションについても触れる予定です。
【授業の到達目標】
様々な観測や理論的研究で明らかになってきた新しい宇宙の姿を理解する。
【授業概要(キーワード)】
恒星、惑星、銀河、宇宙
【科目の位置付け】
宇宙物理学全般に関する教養科目。受講学生の専門分野については特に問わない。
【授業計画】
・授業の方法
講義。スライド等を使用した教員による講義ののち、当日の講義内容に関するレポート作成をしてもらう。
・日程
基本的には以下のような予定ですが、学生の理解状況によっては微調整する可能性があります。
(第1回)講義のすすめ方とガイダンス (第2回)宇宙の階層構造 (第3回)太陽と太陽系 (第4ー6回)恒星にまつわる話題 (第7-8回)銀河にまつわる話題 (第9回)宇宙の大規模構造 (第10回)宇宙を観測する手段 (第11回)コンピューターシミュレーション (第12回)重力レンズ (第13回)ブラックホール (第14-15回)暗黒物質と暗黒エネルギー
【学習の方法】
・受講のあり方
講義内容をノートに筆記して内容の理解に努める。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業で取り上げられた内容について自分でも調べてみることが望ましい。
【成績の評価】
・基準
講義内容の基礎的な事項を理解していること。講義内容に関連した適切な質問を出せること。
・方法
各回の講義で出すレポートの得点の合計。
【テキスト・参考書】
シリーズ現代の天文学 各巻 (日本評論社)
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