生命科学入門(生物科学)
 Introduction to biology (Biological Sciences)
 担当教員:渡辺 絵理子(WATANABE Eriko)
 担当教員の所属:基盤教育企画部
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義(一般)
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 生命科学分野の、主に細胞レベル、分子レベルのテーマに関する基礎的な理解を目的とする。

【授業の到達目標】
 細胞レベル、分子レベルでの基本的な生命科学の概念を理解し、説明することができる。
 細胞レベル、分子レベルの研究と、個人の生活や社会とどのように関わっているのかを理解し、説明することができる。

【授業概要(キーワード)】
 細胞、遺伝子

【科目の位置付け】
 細胞レベル、分子レベルでの生命科学の知識を習得します。
 前後期開講の「人の体の仕組み」(生物科学)時間割コード:78384、79372が、主に個体レベルの内容を扱う授業であるのに対して、「生命科学入門」はより微視的な分子レベル、細胞レベルの内容を扱います。

【授業計画】
・授業の方法
  各テーマについてプリントを配布し、パワーポイントを用いて解説を行います。
  授業内容と関連したニュースなどを紹介します。
・日程
  第1回目 ガイダンス
  第2〜4回目 細胞の構造と生命体を構成する物質  
  第5〜8回目 遺伝子の構造と機能         
  第9〜12回目  細胞の分裂・情報伝達・がん化   
  第13回目 遺伝の仕組みと遺伝病
  第14回目 生命科学技術と社会
  第15回目 まとめと試験     
 

【学習の方法】
・受講のあり方
 パワーポイントを用いた解説を理解し、プリントに必要事項を書き込んで自分用の資料を完成させて下さい。
・授業時間外学習へのアドバイス
 テレビ、新聞、ネットなどで授業内容と関連したニュースに接した時は、注意して見てください。
 授業で配布するプリントは、主に下記に挙げた参考書を中心に作製します。興味を持った分野、分かりにくかった分野に関しては参考書を読んでみて下さい。

【成績の評価】
・基準
 授業で取り上げる生命科学分野のテーマについて適切に説明できることを合格の基準とします。個々の単語を暗記していることよりも、全体の流れを理解していることを評価します。授業の内容を他の人に簡単に説明できるようになることを目指して下さい。
・方法
 小テスト10点×6回(第3回〜第13回の授業で実施)+期末テスト40点(第15回の授業で実施)の計100点で評価します。

【テキスト・参考書】
 授業で必要なプリントを配布します。
 参考書
   「大学で学ぶ身近な生物学」羊土社   
   「やさしい基礎生物学」羊土社
   「現代生命科学」羊土社
   「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」羊土社
   「Essential 細胞生物学 原書第4版」南江堂

【その他】
・学生へのメッセージ
 一般コースとして開講します。文系学部所属の人や高校で生物を履修していない人にわかるように話をしますが、生物Ⅰまたは化学Ⅰ程度の知識があるとより理解がしやすいでしょう。
・オフィス・アワー
 授業中に指示をします。

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