人体の構造と機能(健康・スポーツ科学)
 Health and Sports Science(Health and Sports Sciences)
 担当教員:斧 秀勇(ONO Hideyuu)
 担当教員の所属:医学部医学科
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
人体の構造と機能、そして、その破綻によって引き起こされる様々な病態に対する危機管理、対処法などを概説する。

【授業の到達目標】
人体の構造・機能・病態の理解を通して、自分の健康をどのように保っていけばいいのか、あるいはスポーツが身体にどのように影響してくるのかを考えることができるようになること。この目標到達のためには、専門用語の正しい理解も学習の一部となる。

【科目の位置付け】
一般教育科目 健康・スポーツ 健康・スポーツ科学

【授業計画】
・授業の方法
医学部医学科基礎系分野の教員5名がそれぞれの専門分野からテーマを絞り、オムニバス形式で授業を進める。
・日程
2017年10月3日~2018年1月30日(毎週火曜)5・6校時
テーマごとの具体的な日程と内容は初回のガイダンス(10月3日)で発表する。
なお、講義のタイトル、キーワード、担当教官名を以下に示す。
上肢の機能解剖学(骨、関節、筋、運動) 内藤輝
頭部感覚器の解剖と機能(見る、聞く、嗅ぐ、味わう) 後藤薫
頭と行動(ニューロン、シナプス、神経伝達、運動制御、記憶と学習) 藤原浩樹
がんはどうやってできるのか?(がん、発がんメカニズム、がん遺伝子、がん抑制遺伝子、がん予防) 北中千史
ストレスの細胞生物学(分子シャペロン、ストレス、タンパク質) 斧秀勇

【学習の方法】
・受講のあり方
本講義では医学部の教員が人体というサンプルを用いて、生命の精緻さ、生命がまさに生きていくための戦略戦術を概説する。学生諸君は身近にある人体についての「なぜ?」「どうなっているの?」を大切に常に問題意識を持って授業に参加することが望ましい。
・授業時間外学習へのアドバイス
予習は特に必要ない。

【成績の評価】
・基準
最終回に課す筆記試験に合格した者に単位を認定する。試験は公平かつ客観的に到達度を判定するのに有効な方法の1つと考えて採用しているので、試験成績不良の者には単位を認めない。(基本的に100点満点で60点以上を合格とする)
・方法
各教員がテーマごとに筆記試験問題を作成し、全テーマ分を一括して最終回に課することとする。(注意:追試・再試は行わない予定である。ゆえに、健康管理には十分注意すること。)

【テキスト・参考書】
特に指定しない。講義によっては開始時に印刷物が配布される。

【その他】
・学生へのメッセージ
やむを得ない理由以外での遅刻や早退は認めない。講義中の質問は大歓迎であるが、私語は慎むこと。講義中の携帯電話の使用や飲食は厳禁である。

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