教材開発のための教科内容研究(生物学領域)
 Curriculum Contents for Teaching Material Development
 担当教員:加藤 良一(KATO Ryoichi)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
○ 生物学領域における教材の問題点を明確に把握する。
○ その教材の開発すべき課題を、具体的に決定する。
○ その開発課題に関連した先端の研究内容を、理解・分析する。
○ 教材化のために実験し、その結果を分析する。
○ 最終的に新たな教材を完成させる。
○ 本授業で新たに開発した教材を評価する。

【授業の到達目標】
生物学領域における先端の研究と教科内容を結びつける演習を通して、その先端の研究内容を理解・分析できる能力、その研究内容を教材に適格に取り入れることのできる能力、および新たな教材を開発できる能力等を向上することができる。

【授業概要(キーワード)】
生物学領域、教材開発の能力

【授業計画】
・授業の方法
担当教員と打ち合わせながら、教材開発のための実験を行う。
・日程
第1回:現職教員等の経験をもとに、生物学領域における教材の現状とその問題点等を明確に把握する。
第2回:その教材の開発すべき課題を討議し、具体的にその課題を決定する。
第3-5回:その開発課題に関連した先端の研究内容を、理解・分析する。(1)~(3)
第6回:その先端の研究内容を、その開発課題にどのように取り入れるのか討議する。
第7回-14回:教材化のために実験し、その結果を分析する。(1)~(8)
    そして、最終的に新たな教材を完成させる。
第15回:本授業で新たに開発した教材について、全体のまとめを行なう。また、場合によっては、附属小・中学校の理科教員も交えて討議・評価する。

【学習の方法】
・受講のあり方
教材化の実験にも、積極的に関わること。
・授業時間外学習へのアドバイス
開発する教材に関して、新しいアイディアが浮かんだら忘れないようにメモしておいて、次の授業でそれを提案すること。

【成績の評価】
・基準
演習、実験、および討議等に積極的に参加し、設定された目標の到達に向けて努力したか。
《学部卒業の院生の場合》
○ その先端の研究内容を、十分に理解・分析できたか。
○ その開発課題に対して、独創的なアイディアを出せたか。
《現職教員の院生の場合》
○ その先端の研究内容を、十分に理解・分析できたか。
○ その開発課題に対して、独創的なアイディアを出せたか。
○ 学校現場での問題点を含めて、考えることができたか。
・方法
各授業時にどれだけ積極的に活躍できたかを評価し、それを集計する。

【テキスト・参考書】
各授業時で、必要な資料は配布する。

【その他】
・学生へのメッセージ
受講を希望する場合は、必ず事前に担当教員の研究室に来てください。その研究室は、地域教育文化学部2号館(基盤教育1号館)の東側の玄関を入って、左手のエレベーターで5階まで上がり、目の前の「リフレッシュルーム」の1つ東側の部屋で、「531 加藤(良)研究室」です。
・オフィス・アワー
担当教員への連絡は、rkato@e.yamagata-u.ac.jp にメールしてください。

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