教職実践プレゼンテーションⅡ(教科教育高度化分野)
 Presentation of School Teaching Ⅱ(Advanced Curriculum Development Program)
 担当教員:三浦登志一(MIURA Toshikazu),三上英司(MIKAMI Eiji),小川雅子(OGAWA Masako),藤田洋治(FUJITA Yoji),江間史明(EMA Fumiaki),窪田康平(KUBOTA Kohei),高吉嬉(KOU Kiruhi),松本大理(MATSUMOTO Dairi),落合義明(OCHIAI Yoshiaki),村山良之(MURAYAMA Yoshiyuki),大澤弘典(OSAWA Hironori),皆川宏之(MINAKAWA Hiroyuki),三枝崎剛(MIEZAKI Tsuyoshi),市川 啓(ICHIKAWA Hiraku),今村哲史(IMAMURA Tetsunori),鈴木宏昭(SUZUKI Hiroaki),津留俊英(TSURU Toshihide),加藤良一(KATO Ryoichi),川邉孝幸(KAWABE Takayuki),石崎貴士(ISHIZAKI Takashi),佐藤博晴(SATO Hiroharu),金子淳(KANEKO Jun)
 担当教員の所属:大学院教育実践研究科
 開講学年:2年  開講学期:通年  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
本授業は、実践の省察等を通して、自己の実践的研究課題を探究し、各教科(国語、社会、数学、理科、英語)の内容に関する特段の専門性と、その教科内容を授業や教材に具体化する高度な実践力を身に付けることを目的としている。

【授業の到達目標】
○本授業は、上記の目的の達成を目指し、1年次における院生個々の実践的研究課題をもとに、課題解決のためのより良い対応策(単元、カリキュラム、支援・指導方法等)を立案し、その効果を検証できるようになることを目標とする。
○実践的研究課題を探究した成果を、実践研究報告書としてまとめ、発表することができる。

【授業概要(キーワード)】
教科内容、省察、実践力

【科目の位置付け】
2年次の必修科目であり、実践の省察等を通して、自己の実践的研究課題の解決をはかるものである。

【授業計画】
・授業の方法
実践の省察等を通して、教職実践プレゼンテーションⅠで明確にした自己の実践的研究課題の解決をはかる。その際、各教科の教科内容に関する理論や、教材と学習経験の方法的組織に関する実践的知見を具体化するよう、討議や演習を通して学ぶ。
・日程
第1回:オリエンテーション(講義のねらい及び進め方についての説明)(全担当教員)
第2回:各自の課題に即して実践研究を準備し進める。(全体構想の確認)(全担当教員)
第3回:各自の課題に即して実践研究を準備し進める。(特に研究目的と研究計画について)(全担当教員)
第4回:各自の課題に即して実践研究を準備し進める。(特に教科内容の分析について)(全担当教員)
第5回:各自の課題に即して実践研究を準備し進める。(特に先行実践の検討について)(全担当教員)
第6回:各自の課題に即して実践研究を準備し進める。(特に単元の目標と指導計画について)(全担当教員)
第7回:各自の課題に即して実践研究を準備し進める。(特に評価の規準と方法について)(全担当教員)
第8回:各自の課題に即して実践研究を準備し進める。(中間の指導の成果について)(全担当教員)
第9回:中間発表会の準備(資料の作成1)(全担当教員)
第10回:中間発表会の準備(資料の作成2)(全担当教員)
第11回:中間発表会の準備(発表スライドの作成)(全担当教員)
第12回:中間発表会の準備(応答用コメントの準備)(全担当教員)
第13回:教職実践プレゼンテーションⅡ中間発表会のオリエンテーション(全担当教員)
第14回:教職実践プレゼンテーションⅡ中間発表会(全担当教員)
第15回:中間発表会のふり返りと今後の研究課題及び先行研究の整理(全担当教員)
第16回:教職専門実習Ⅲにむけた研究目的と方法の再検討、調査の準備(全担当教員)
第17回:教職専門実習Ⅲのオリエンテーション(全担当教員)
第18回:教職専門実習Ⅲを受けて、さらに実践研究を進める。(特に教科内容についての再検討)(全担当教員)
第19回:教職専門実習Ⅲを受けて、さらに実践研究を進める。(特に児童生徒の変容についての再検討)(全担当教員)
第20回:これまでの実習や実践を検証し、さらに実践研究を進める。(特に指導の成果について)(全担当教員)
第21回:これまでの実習や実践を検証し、さらに実践研究を進める。(特に指導の改善点と課題について)(全担当教員)
第22回:これまでの実習や実践を検証し、さらに実践研究を進める。(特に文献の再整理について)(全担当教員)
第23回:先行実践の批判と研究の位置づけついての再検討(全担当教員)
第24回:「教職実践プレゼンテーションⅡ」の実践研究報告書を作成する。(問題と目的の論述内容)(全担当教員)
第25回:「教職実践プレゼンテーションⅡ」の実践研究報告書を作成する。(結果と考察の論述内容)(全担当教員)
第26回:「教職実践プレゼンテーションⅡ」の実践研究報告書を作成する。(教材の適用と評価)(全担当教員)
第26回:実践研究報告書を完成させる。(全体の見直し)(全担当教員)
第27回:「教職実践プレゼンテーションⅡ」発表会に向けて準備(全担当教員)
第28回:「教職実践プレゼンテーションⅡ」発表会のオリエンテーション(全担当教員)
第29回:「教職実践プレゼンテーションⅡ」発表会①(全担当教員)
第30回:「教職実践プレゼンテーションⅡ」発表会②(全担当教員)

【学習の方法】
・受講のあり方
主体的に課題と向き合い、解決に立ち向かうことが大切である。
・授業時間外学習へのアドバイス
これまでの学修成果を活かし、理論と実践の往還をくり返す中で課題の解決を行うことが必要である。

【成績の評価】
・基準
学部卒院生:これまでの教職専門実習や学校のフィールドで学んだことの省察等を通して、自己の実践的研究課題を探究し、その対応策を実践研究報告書にまとめ、発表会で論理的に発表できる。
現職院生:これまでの教職専門実習や自らの実践で学んだことの省察等を通して、学校現場に応える実践的研究課題を探究し、その対応策と検証を実践研究報告書にまとめ、発表会で論理的に発表できる。
・方法
評価は全専任教員と兼担教員があたり、実践研究報告書とその発表を主な評価対象とし、学生の課題に応じた到達目標と、それに基づいた口頭試問を通じて行う。特に学生個々に評価委員(主査1名、副査2名の計3名)を置き、この委員主導で責任をもって評価を行う。

【テキスト・参考書】
テキスト
 特に指定しない。
参考書等
 検討する先行実践については、授業の中で指示する。

【その他】
・学生へのメッセージ
2年次の学びの中核であること自覚して取り組んでほしい。
・オフィス・アワー
第1回の授業時に各教員が明示する。

22114881-2017-18-29484