【授業の目的】
所望される性能・機能を有する材料の設計・創成は現代の材料科学,工学にとって重要課題である.その中で特に高分子系における合成法や製造プロセスに関する取組みについて取り上げる.
【授業の到達目標】
基礎から,応用研究にいたるまでの内容の講義を受けることで,自分の専門分野における研究を充実させる.
【授業概要(キーワード)】
π共役系高分子材料,精密合成,ブロック共重合体,モルフォロジー
【科目の位置付け】
実践的な高分子合成法の最新動向,話題,情報提供
【授業計画】
・授業の方法
高分子電子材料合成特論Aの授業の前半(第1回目から第7回目まで)を受講することにより、所定の基準を満たせば、本授業の単位として認定する.
・日程
1.高分子合成法とリビング重合 2.π共役系高分子合成の基礎 3.π共役系高分子のレジオレギュラリティー 4.π共役系高分子の精密合成 5.π共役系高分子の末端官能基化 6.ロッド鎖を有するブロック共重合体の合成 7.π共役系高分子鎖を有するブロック共重合体の合成
【学習の方法】
・受講のあり方
分からないことは,積極的に質問するようにする.
・授業時間外学習へのアドバイス
講義をより充実して受けられるよう,普段から,探求心を育てるようにしておく. 講義内容において,興味のある部分については,自ら理解を深めることに努力する.講義によって得た知見を,自分の研究に役立てることが可能かを検討する.
【成績の評価】
・基準
出席し,講師の指示に従いレポートを提出することが前提条件となる.
・方法
出席,レポート,によって成績を評価する.欠席を2回以上またはレポートを期日までに提出しない場合は単位を認めない.
【その他】
・オフィス・アワー
メール(thigashihara@yz.yamagata-u.ac.jp)または電話(0238-26-3845)でアポイントを取ること.
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