計測工学特論
 Advanced Instrumental Engineering
 担当教員:時任 静士(TOKITO Shizuo)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)機能高分子工学分野
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
あらゆる分野で、物理量を精度良く測るということは基本的なことである。本講義では、まず、計測工学とは何かを詳しく説明し、次に、具体的な物理量の測定方法に関して述べるとともに、電気計測についても信号処理等も含めて講義する。

【授業の到達目標】
機能高分子および有機デバイス専攻の学生が計測工学に関する基本的な知識と応用力を習得することで専攻分野の専門性をさらに高めることを目指す。

【授業概要(キーワード)】
本授業は15回の講義で構成され、計測の基礎を重点的に解説した後に、長さや力等の具体的な物理量の測定に関して述べるとともに、機器分析や電気計測等についても述べる。授業の形態は、主としてパワーポイントや教科書を使って行うが、必要に応じて関連する資料を配付する。

【科目の位置付け】
教員の免許取得のため

【授業計画】
・授業の方法
本授業は15回の講義で構成され、計測の基礎を重点的に解説した後に、長さや力等の具体的な物理量の測定に関して述べるとともに、機器分析や電気計測等についても述べる。授業の形態は、主としてパワーポイントや教科書を使って行うが、必要に応じて関連する資料を配付する。
・日程
第1―4回:計測の基礎
第5回:長さ、角度、形状の測定
第6回:力、圧力等の測定
第7、8回:温度、湿度等の測定
第9回:真空度の測定
第10ー12回:電子計測の基礎
第13回:センサの基礎
第14,15回:バイオセンサ応用
定期試験 レポート提出

【学習の方法】
・受講のあり方
講義に出席し、講義を聴講するとともに疑問な点は質問する。
・授業時間外学習へのアドバイス


【成績の評価】
・基準
計測工学とは何か、基本的な用語や計測法を習得するとともに、社会に実装されている計測技術の知識が身に付いてるかで判断する。勿論、講義への出席率も考慮する。
・方法
5項目程度の課題に関するレポートの評価結果に出席率を加味して成績を評価し、60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
計測工学入門(第二版) 中村邦雄編著 (森北出版)

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