【授業の目的】
生体硬組織の構造および機能について解説し,その代替・修復を可能にする人工材料の設計指針およびその評価方法について解説する.さらに,無機化合物に関連した生体材料について最新の情報を講義する.
【授業の到達目標】
生体硬組織代替材料の開発経緯(歴史)と材料の構造および機能を理解し,最新の研究動向を知る.またそれらに関する問題点を提起し,改良するための提案ができる.
【授業概要(キーワード)】
骨,歯,医療セラミックス,細胞外マトリックス,スキャフォールド
【授業計画】
・授業の方法
講義と学生による発表
・日程
第1回:ガイダンス 第2・3回:生体硬組織の構造と機能 第4・5回:硬組織代替人工材料開発の歴史 第6~8回:臨床使用実績のある材料の例示とその特性 第9・10回:最近の研究動向に関する事例紹介 第11~15回:最近の研究動向に関する事例紹介(学生による発表)
【学習の方法】
・受講のあり方
講義中の私語を禁止します.
・授業時間外学習へのアドバイス
課題を与えることがあるので,次の講義までにレポート等を作成すること.
【成績の評価】
・基準
出席状況,レポート内容,発表内容
・方法
上記3項目を総合して60点以上を及第とする.
【テキスト・参考書】
なし(講義プリントを毎回配付する.) 参考書:初回ガイダンス時に紹介する.
【その他】
・学生へのメッセージ
学部で学んだセラミックバイオマテリアルに関する知識をさらに深めるとともに,新しい機能材料を創出するためのアイデアに繋がるヒントを一つでも多く発見してもらいたい.
・オフィス・アワー
火曜日16:00~17:00 3号館3-3302室
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