科学英語特論
 English for Science and Technology
 担当教員:多賀谷 英幸(TAGAYA Hideyuki)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)バイオ化学工学分野
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
目指すべきは「英語が話せる」ことではない。「伝える」こと、「伝わる」ことが一番大切なはず。伝えたいことは何か、それをどの程度の精度ときめ細かさで伝えたいのか、によって勉強のしかたは変わってくる。書店には膨大な数の英語教材がある。優れた教材もたくさんある。「これからちょっと気合を入れて英語を勉強してみるか」と思っている方々。溢れる英語教材を使いこなして最大限に活用するために、まずこの講義で英語の学びかたを考えて頂きたい。
伝えたい「何か」を英語で伝えるためには、「インプット→プロセシング→アウトプット」の三段階を繰り返す必要がある。これは「仕入れ→仕分け→仕出し」とも呼べるが、それぞれの段階で何をどうするのか、それは何故かを理解して、将来、本当に英語が必要になったときに自分で実践できるようになってほしい。

【授業の到達目標】
大学受験を終えた後、完全に錆び付いてしまった英語を使うニューロンに刺激を与えること。英語であれ、日本語であれ、真剣に考えなければいけない「伝えるための心得」というものがあることを理解すること。

【授業概要(キーワード)】
インプットは借り物競争。死蔵を防ぐプロセシング。独りよがりからの脱却を目指すアウトプット。

【授業計画】
・授業の方法
2日間で7.5コマの授業を2回行う。
・日程
後期に実施する。授業の内容は授業開始時に周知する。

【学習の方法】
・受講のあり方
全員参加の「体」を使う講義を目指します。
・授業時間外学習へのアドバイス
英語の辞書の引きかたと発音記号の読みかたを思い出しておいて下さい。
講義で必要と感じたことを実践してみて下さい。

【成績の評価】
・基準
講義への参加とその集中度を5段階(S、A、B、C、D)で評価。SからCまでが合格。
・方法
4分の3以上の出席が必須。講義への参加とその集中度を5段階で評価。

【テキスト・参考書】
特になし。
特になし。

59000070-2017-15-56426