光ナノ計測
 Optical Nanoscopy
 担当教員:堀田 純一(HOTTA Jun-ichi)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科応用生命システム工学専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
生物学の分野で広く用いられている蛍光顕微鏡を中心に、光学の基礎知識からナノ計測に利用される単一分子分光法、超解像蛍光顕微鏡法までを理解する。
光学顕微鏡を利用することによって何ができるのか、応用例を解説しながら光ナノ計測全般の理解を目指す。

【授業の到達目標】
(1)光学顕微鏡の基礎的と関連技術についての知識を身につける。【知識・理解】
(2)最新の顕微計測法を理解できるようになる。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
光、光学顕微鏡、ライブイメージング、ナノイメージング

【科目の位置付け】
最新の光学顕微鏡技術を学ぶことにより、深い知識を修得し、基礎から先端的分野において、それらを自在に応用できる能力を習得する。

【授業計画】
・授業の方法
適宜、プリントを配布する。プロジェクタおよび板書により説明する。
・日程
第1回目 ガイダンス
第2回目 光の性質
第3〜4回目 光と物質の相互作用
第5回目 光学の基礎
第6回目 明視野顕微鏡と暗視野顕微鏡
第7回目 蛍光タンパク質と蛍光顕微鏡
第8回目 共焦点レーザー顕微鏡と蛍光相関分光法
第9回目 レーザーマニピュレーション
第10回目 多光子顕微鏡とレーザー加工
第11回目 ラマン顕微鏡
第12回目 表面プラズモン顕微鏡と近接場光学顕微鏡
第13〜14回目 超解像蛍光顕微鏡
第15回目 試験と解説

【学習の方法】
・受講のあり方
口述の説明についても、しっかりメモを取りながら受講する。
・授業時間外学習へのアドバイス
配布プリントとメモを読み返して理解する。

【成績の評価】
・基準
授業中に随時レポート課題を出し、期末試験を行う。
・方法
レポートの内容と期末試験の結果を合計100点満点で評価する。60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
授業中、適宜プリントを配布する。

【その他】
・オフィス・アワー
随時相談に応じる。

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