【授業の目的】
古典制御,現代制御につづく発展的な制御理論として,ロバスト制御などを講義する. 制御対象のモデル化誤差はモデルに基づいて設計した制御系の安定性に影響を及ぼすが,近年,モデル化誤差に対してロバストな制御系の設計理論が発展してきた.本講義ではロバスト制御,H無限大制御などのシステム制御理論ついて講義する.
【授業の到達目標】
ロバスト制御の考え方,ロバストな制御系設計法の基礎を理解できるようになる.
【授業概要(キーワード)】
システム制御理論,ロバスト制御,H無限大制御
【授業計画】
・授業の方法
理論の基礎を教えるとともに,演習問題も課す.
・日程
1~3 古典制御,現代制御,制御対象のモデル化誤差と制御系 4~14 ロバスト制御,H無限大制御,最近の制御理論とその数学的基礎 15 期末試験とまとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
数式に惑わされず,本質的な考え方を理解する.
・授業時間外学習へのアドバイス
プリントを読んでおく ノート,プリントを読み返す. 関連する参考文献を読んでみる
【成績の評価】
・基準
基本的な考えを理解していること,基本的な計算ができることを合格の基準とする.
・方法
演習問題の提出と期末試験により評価. 3分の2以上の出席回数を必要とする. さらに詳細な条件を授業で伝えることがあるので注意すること.
【テキスト・参考書】
プリントを配付
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