【授業の目的】
情報科学の専門分野における、いろいろな研究課題について文献調査を行う 出来るだけ多くの専門分野についての基礎ならびに応用に関する文献を調査・読破することによって、外国語の能力を養うと同時に多量の情報の中から必要なものを収集する能力を訓練するとともに幅広い知識の習得及び修士論文の作成に活用する
【授業の到達目標】
幅広くかつ高度な知識と理解力、論理的思考能力、プレゼンテーション能力等も養う
【授業概要(キーワード)】
情報科学の各専門分野の研究課題
【科目の位置付け】
修士論文を作成するための基礎となる科目である
【授業計画】
・授業の方法
受講者それぞれが、視野を広げ、修士論文のテーマを絞り込むために複数の英語文献を含む関係論文を5ないし 10報読破してサマリを提出する。また、別途これらに対して総合的に解説する発表用資料を作成し、プレゼンテーションと質疑応答を行う
・日程
本科目は必修であり、1年後期の受講を原則とする。文献調査発表会はおおむね10月頃に開催されるので、有意義な成果を得るためには1年前期からの継続的努力がきわめて重要である
【学習の方法】
・受講のあり方
文献の読破においては、できるだけ多くの英文を読むことが望ましい。サマリの作成においては、調査項目の単なる併記や羅列ではなく、深く理解した結果が互いに関連を持つように記述すること。発表用資料の作成及び発表するときは、他の人にとって分かりやすいかどうかを強く意識して視覚的にも十分な考慮をすること。また、他人の発表で分からないことは積極的に質問をして、理解を深めること
・授業時間外学習へのアドバイス
遅くとも夏季休暇が始まる前に、指導教員と相談の上、文献を5ないし10編選んでおく。
【成績の評価】
・基準
総合評価において、60点以上を合格とする
・方法
指導教員と情報科学専攻教員の合議により成績を評価する。具体的には、指導教員が提出されたサマリを評価(50点)し、情報科学専攻教員全員による文献調査発表会におけるプレゼンテーション(質疑応答を含む)の評価(50点)と合わせて総合的に評価(合計:100点満点)する。文献調査発表会の詳細な実施要領は別途作成・周知する
【テキスト・参考書】
情報科学のいろいろな専門分野における学術論文や専門書を自主的に調査・収集する
【その他】
・学生へのメッセージ
出来るだけ幅広い関連する文献や専門書にも目を通すこと 常に「読む人や聞く人にとって分かりやすいかどうか」を基準にして資料等を作成することが望ましい
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