【授業の目的】
神経情報処理の学習を通して,複雑な現象の本質を数理的に捉える力を身につける.
【授業の到達目標】
下記の4点を理解することを目標とする. (1)脳の構造と機能 (2)神経細胞・シナプス回路の数理モデルとその特徴 (3)非線形力学系・分岐理論 (4)確率過程
【授業概要(キーワード)】
脳科学,数理モデル,非線形力学系,確率過程
【授業計画】
・授業の方法
講義を中心に行う.
・日程
1-4. 神経系の構造と機能 5-7. 神経細胞の数理モデル 8-10. 非線形力学系の基礎 11-13. 神経活動の力学系としての解析 14-15. 確率過程 15. 期末試験
【学習の方法】
・受講のあり方
講義に集中して参加すると共に,ノートをしっかりとることで,その場でよく理解する.
・授業時間外学習へのアドバイス
よく復習すると共に,授業で行った例題を問いてみることが望ましい.
【成績の評価】
・基準
授業概要(到達目標)の(1)-(4)を十分に理解していることを合格の基準とする.
・方法
期末試験で評価する.60点以上を合格とする.
【テキスト・参考書】
参考書 宮川・井上「ニューロンの生物物理」(丸善株式会社)
【その他】
・学生へのメッセージ
受講者の理解度に応じて,講義内容や評価法等を修正する場合がある.
・オフィス・アワー
質問は授業後に受けつける.
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