超伝導デバイス
 Superconducting Devices
 担当教員:山田 博信(YAMADA Hironobu)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)電気電子工学分野
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
超伝導体のトンネル現象やジョセフソン接合の基礎について講義する。また,それらの現象を応用したテラヘルツ検出器,X線検出器,ミキサーなどのデバイスについて講義する。

【授業の到達目標】
超伝導体のトンネル現象やジョセフソン接合の基礎について説明できる。また,それらの応用について説明できる。

【授業概要(キーワード)】
超伝導体,トンネル現象,ジョセフソン接合

【科目の位置付け】
本科目は超伝導の基礎よりも超伝導体の応用に重点を置いている。

【授業計画】
・授業の方法
後述のテキストに沿った講義を行う。
・日程
第1-6回目 超伝導の理論
第7回目 トンネル現象
第8回目 試験とまとめ
第9回目 ジョセフソン接合
第10-14回目 超伝導デバイス
第15回目 試験とまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
1)不明な点は,授業中に質問する。
2)ノートをきちんと取る。
・授業時間外学習へのアドバイス
1)テキストやノートを読み返す。
2)課題をしっかりと行う。

【成績の評価】
・基準
試験:超伝導の理論・現象・応用などについて適切に説明できること。
課題:しっかりと提出していて,内容も適切であること。
・方法
1)試験70点および課題30点の計100点満点とし,60点以上を合格とする。
2)5回以上欠席した者については,試験を受ける資格を失うものとする。

【テキスト・参考書】
テキスト:A.C.ローズ・インネス,E.H.ロディリック「超電導入門」(産業図書)

【その他】
・学生へのメッセージ
1)本科目は,隔年開講科目である。
2)超伝導についての理解を深めるためには,超伝導工学も履修するのが望ましい。
・オフィス・アワー
講義の際に連絡する。

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