機械システム工学特別演習A
 Advanced Exercise of Mechanical Systems Engineering A
 担当教員:大町 竜哉 (OHMACHI Tatsuya)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)機械システム工学分野
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:4単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
修士論文の研究に向けて機械システム工学専攻の学生が各専門分野における研究課題について演習を行う。
修士論文のための実験や計画に向けて、専門分野の基礎的な文献を輪講演習することにより、英語を中心とした外国語の能力を養うとともに、研究遂行に必要な情報を収集する能力を養う。
(ただし、フレックス大学院所属学生においては、博士前期課程および後期課程の一貫した研究のなかで行われる。)

【授業の到達目標】
機械システム工学専攻の教育目標を養成する科目である。
具体的には、指導教員との輪講演習によって、高度な知識を得るとともに、論理的思考能力、コミュニケーション能力も養う。

【授業概要(キーワード)】
機械工学の主要分野(材料と構造、運動と振動、熱・エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産・管理、機械とシステム)についての輪講

【科目の位置付け】
修士論文を作成するための基礎となる科目である。(ただし、フレックス大学院所属学生は、博士前期課程および後期課程の一貫した研究を遂行するための基礎となる科目であり、修士論文を作成しない。)

【授業計画】
・授業の方法
文献の輪講演習および各自の研究テーマの進捗発表。
・日程
1年の前期・後期、2年の前期・後期の通年にわたって輪講演習を行う。詳細な授業計画は各指導教員と打ち合わせる。

【学習の方法】
・受講のあり方
発表をするときは他の人が分かるように解説をすること。他人の発表で分からないことは積極的に質問をして理解を深めること。
・授業時間外学習へのアドバイス
あらかじめ要旨をまとめる等の準備を十分にして臨むこと。
自分なりの解釈が出来るように理解を深めること。参考文献も含めて範囲を広げて調査し、広範な知識を総合して得るように心掛けること.

【成績の評価】
・基準
輪講の内容を各指導教員が評価するとともに、修士論文の完成時期にあわせて、教育目標が達成されているかの最終評価を行う。(ただし、フレックス大学院所属学生については、修士論文の作成は行わない。研究の進捗状況等により各指導教員が総合的に評価する。)
・方法
指導教員と機械システム工学専攻教員の合議により成績を評価する。最終試験は材料・構造、熱流体・エネルギーおよびデザイン・ロボティクスの各分野に分かれて、専門教員との質疑討論等の内容に基づき評価する。

【テキスト・参考書】
機械システム工学の各種専門分野における学術論文や専門書

【その他】
・学生へのメッセージ
関連する文献や専門書にも目を通すこと。
最新の情報に触れるときには100%その結果を鵜呑みにするのではなく、自分ならどうするかを考え、また、場合によっては違う結果も想像することが大切である。
・オフィス・アワー
指導教員のオフィスアワーを参照

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