グローバル戦略マネジメント
 Grobal Strategy Management
 担当教員:兒玉 直樹(KODAMA Naoki)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)ものづくり技術経営学分野
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
グローバルビジネスとは,バリューチェーン上の経営資源を世界的視野で最適配分することだという基礎的考え方を理解するとともに,バリューチェーン分析や製品開発プロジェクトにおいてサプライヤーとカスタマーとの関係構築を理解し、グローバル戦略を深める.
グローバルマネジメントとは単に多国籍企業経営を指すのではない.価値連鎖の諸機能を世界の拠点ネットワークにいかに割り当てていくかということを意味する.価値創成の最大化を図るテクノロジーマネジメントの一つである.
その観点から,自分の開発拠点と製造拠点、サプライヤーとカスタマーとの関係のグローバル化の進展に伴い,企業はどのような国際戦略構築が求められるかを理解することを目指す.

【授業の到達目標】
グローバル戦略構築の基礎となる企業にとっての自己課題の分析・把握能力の向上

【授業概要(キーワード)】
プロジェクト、タスクフォース、価値創成、バリューチューン、ティーチャーカスタマー、クロスカルチャー、データストレージ

【授業計画】
・授業の方法
講義と演習
・日程
講義による基礎知識の習得と出席者間の議論を取り入れ、理解を深める.
(1)価値創成マネージメント概論
(2)バリューチェーンとサプライヤーとカスタマーのマネジメント
(3)製品ロードマップと技術ロードマップ戦略の新マーケット展開の事例分析
(4)データストレージの戦略マネジメント
(5)事例調査・分析

【学習の方法】
・受講のあり方
具体事例を素材に,皆で議論と意見交換を重視しながら進めていくので積極的に参加すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
具体的開発事例を素材として行うのでキーワードの事前確認はその都度指示する。
必要に応じて課題を出すことがある。

【成績の評価】
・基準
授業で扱う事例について自分なりの分析・評価ができること。
・方法
授業での発表やレポートをもとに評価する。100点満点に対し、60点以上が合格となる。

【テキスト・参考書】
テキスト:特に指定しない。講義資料は配布する。
参考書:最新ストレージ用語辞典第2版(IDEMA JAPAN編、日経BP社)

【その他】
・学生へのメッセージ
自らの経験や発想力を出し合いながら,互いに学びあうことを目的としている。
・オフィス・アワー
最初の講義時に連絡。メールでの連絡あれば、調整して随時、質問相談にのる。

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