ビジネス日本語Ⅲ
 Business Japanese Ⅲ
 担当教員:仁科 浩美(NISHINA Hiromi)
 担当教員の所属:国際交流センター
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
日本での就職活動を意識した業界・企業研究を行う。さらに、職場で発生すると予想される異文化コミュニケーションが関係する問題についても他者と意見交換を行うことでより良い解決策を検討する。

【授業の到達目標】
日本における業界・企業の特徴を知ることができる。自分に適した職場を探し出す方法を日本語を通して習得する。異文化コミュニケーション・ギャップが発生した際の解決の糸口を多角的な視点から考え出すことができる。

【授業概要(キーワード)】
日本における就職・就業、業界・企業研究、異文化コミュニケーション

【授業計画】
・授業の方法
演習方式で行う。
・日程
語学扱いの授業であるため、授業は週2回(授業A,B)30コマからなる。

授業A 就職活動に関わる日本の業界・企業研究
演習方式で行い、配布資料や発表資料の作成についても学習する。
1-2 業界研究・企業研究とは?
3-5 業界研究についての報告発表〔文献調べ、発表、資料作成〕
6-8 企業研究についての報告発表〔文献調べ、発表、資料作成〕
9-10 職種研究についての報告発表〔文献調べ、発表、資料作成〕
11-14 面接での受け答え練習・模擬練習
15 まとめ

授業B 異文化コミュニケーションに関する事例研究
毎回、職場における異文化コミュニケーションに関わるトラブルの事例をもとに、
よりよい環境を作るためにはどうすべきかを他者と意見交換することにより検討する。グループでの検討を踏まえ、最後に決められた時間内に考えを小論文にまとめる。

【学習の方法】
・受講のあり方
積極的に4技能(読む、書く、話す、聞く)を使い、日本の産業や異文化コミュニケーションにかかわるテーマを考えること。
・授業時間外学習へのアドバイス
事前に学習する範囲について目を通しておくこと。
理解困難だった箇所は、必ず自分で再度取り組み、理解するようにすること。

【成績の評価】
・基準
授業Aにおける担当時発表の内容・態度・作成資料(30点)および発表担当時以外の発言・参加度(20点)、授業Bにおける討論参加度(30点)および小論文等の成果物(20点)計100点で評価する。60点以上を合格とする
・方法
達成目標の記載の項目について、発表および毎回の参加度と成果物で評価する。

【テキスト・参考書】
初回の授業で指示する。

【その他】
・学生へのメッセージ
この科目は、MOT「とうほくMITRAIコース」に在籍する学生が対象であるが、一般留学生でも担当教員の許可があれば、受講可能である。ただし、一般留学生は単位の修得はできない。
・オフィス・アワー
事前にメールで連絡

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