技術マネジメント特論D(情報系)
 Management of Technology D (Information)
 担当教員:田中 陽一郎(TANAKA Yoichiro)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
ビッグデータが価値ある情報を生み出すプロセスとその情報処理を支えるICT(情報通信技術)の基礎を学ぶ。加えて、ICT及び電子工学を中心に技術研究開発マネジメントの概要及びイノベーションに繋げる開発戦略と具体的手法について、実践例を基に習得することを目指す。

【授業の到達目標】
ビッグデータとICTに関わる情報技術開発マネジメントの基礎を理解し、同分野の開発戦略立案に関する基礎的なスキルの習得を目標とする。

【授業概要(キーワード)】
ビッグデータ、ICT、情報処理、電子工学、研究開発マネジメント、開発戦略

【科目の位置付け】
この科目はものづくり技術経営学専攻(MOT)の情報系講義に該当する。

【授業計画】
・授業の方法
講義及び演習を通して上記目標を達成しようとするものである。
・日程
① 講義のオリエンテーションと課題の共有
②③ビッグデータの様々な活用事例と、情報価値の本質
④⑤ビッグデータを支えるICT技術の基礎と将来性
⑥⑦技術研究事例と技術マネジメント
⑧⑨ICTイノベーションの技術開発戦略
⑩ まとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
問題提起とソリューション検討の意識を持って積極的に受講すること。講義と演習を通して、社会におけるICT技術の位置付けと今後の発展方向について、自ら判断する力を醸成することを心がけること。
・授業時間外学習へのアドバイス
身近なビッグデータ活用事例と社会への関わり方について興味を持って事前学習すること。また、講義で習得した研究開発戦略のあり方について、各人の現実の研究開発プロセスへの実践を通して習得を深めること。

【成績の評価】
・基準
① 講義テーマに関わる基礎的な知識を概ね習得できていること。
② 技術研究開発マネジメントの基礎が理解できていること。
③ 開発戦略立案等の演習に積極的に参画し、発表すること。
・方法
レポート40点、最終講義時の理解度テスト30点、講義中の演習発表30点の配分とし、合算して合計60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
担当教員の講義スライドをテキストとする。また、必要に応じて講義中に参考文献を提示する。

【その他】
・学生へのメッセージ
研究開発マネジメントとイノベーション戦略に興味のある方の積極的な参加を期待する。
・オフィス・アワー
火曜~金曜 午前10時~午後4時(出張時を除く)

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