【授業の目的】
液晶材料を例として、有機材料を理論的に取り扱う際の出発点となる分子のモデリングについて学ぶ。
【授業の到達目標】
分子のモデリングができるようになること。
【授業概要(キーワード)】
液晶、分子シミュレーション
【科目の位置付け】
専門研究で得られる結果を深く考察するための力を習得する。
【授業計画】
・授業の方法
講義および計算機端末を用いた実習
・日程
第1週:液晶とは何か 第2週:液晶の秩序変数 第3週:液晶の分子論基礎 第4週:液晶の平均場理論 第5週:液晶ディスプレイ 第6週:シミュレーション入門 第7週:モンテカルロ法 第8週:分子動力学法 第9週:温度について 第10週:系のモデリングについて 第11週:剛体分子モデルについて 第12週〜14週:分子シミュレーション実習 第15週:講義全体のまとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
講義内容を自らの専門研究に生かすことを目指して受講してほしい。
・授業時間外学習へのアドバイス
【成績の評価】
・基準
自らの専門研究に対し分子のモデリングの応用可能性が検討できること。
・方法
出席点とレポートを総合し評価する。
【テキスト・参考書】
参考書: de Gennes and Prost: "The Physics of Liquid Crystal", OXFORD Frenkel and Smit: "Understanding Molecular Simulation", Academic Press 土井正男,滝本淳一編:"物理仮想実験室",名古屋大学出版会
【その他】
・オフィス・アワー
金曜日 15:00〜16:00
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