界面科学特論
 Surface and Inorganic Semiconductor Devices
 担当教員:佐野 正人(SANO Masahito)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)機能高分子工学分野
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
表面や界面の科学
液体表面や固体表面の構造や物性が、液中や固体中と異なる場合がある。そのような「表面現象」をどのように考えて説明していくのか、最近の理論を取り込みながら考察する。また、液体や固体表面を分子レベルで測定する技術の発展は目覚しく、これらの技術を理解することが表面を考える上で大変重要な意味を持つ。

【授業の到達目標】
選択的に表面や界面だけを測定できる技術を学ぶ。また、対象とする物質のサイズがサブミクロン以下に小さくなると、表面の寄与がバルクより大きくなってくる。これらナノ物質に共通な、重要となる表面相互作用の基礎を理解することを目標とする。

【授業計画】
・授業の方法

・日程
液体や固体の表面構造
表面張力とぬれ
表面での相互作用
接着
表面の調製法
さまざまな評価法
表面でのダイナミクス
薄膜
分散法とDLVO論

【学習の方法】
・受講のあり方

・授業時間外学習へのアドバイス


【成績の評価】
・基準
毎回の講義に出席する。無断欠席には課題を課します。
・方法
レポートを課す

【テキスト・参考書】
Jacob Israelachvili, "Intermolecular and Surface Forces", 2nd ed., Academic Press, 1992.

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