学外実習(インターンシップ-Ⅰ)
 Internship-Ⅰ
 担当教員:学務委員長
 担当教員の所属:農学部
 開講学年:1年,2年  開講学期:通年  単位数:1単位  開講形態:実習
 開講対象:農学研究科  科目区分:農学研究科共通科目 
【授業の目的】
自治体,企業等の受け入れ先の策定するプログラムに従って,実務実習を行う。
学生が,自らの専攻,将来のキャリアに関連して,学外の実習機関(公的な機関や民間企業等)において,教育的な観点から就業体験に参加する。更に職業観や就労意識を高めるとともに,農学の専門知識を応用し,実践する能力を育成する。
実習中は,実習機関の指示に従い,業務に専念する。
形態としては2パターン。
①大学が主催するもの(3年生前期のみ)
②各自で探して参加するもの(2~4年生)

【授業の到達目標】
自治体、企業等における一定期間の就業体験を行い、これからの社会人として必要な能力や知識は何かを体得し、それを今後の学生生活に活かしていくことが、できるようになることを目標とします。

【科目の位置付け】
企業や公官庁での学外実習。

【授業計画】
・授業の方法
実習前に,ビジネスマナーを身につけ,実習先の職種や職務内容等についての認識を深め,参加するにあたっての事前レポートを提出し,実習後には実習体験をレポートにしてまとめ,報告会にて発表を行う。
なお,実施に係る連絡・提出等は山形大学のネット上のシステム「求人検索NAVI」を利用する。
・日程
【3年生のみ】大学が斡旋する実習の主な実習先の内容は,各実習機関の就業内容に応じて変わる。詳細は,実習機関との調整の中で決定していく。
実施時期は,夏期休業中とし,期間は,原則2週間,最低5日間とする。
5月中旬に説明会の実施,6月上旬に受け入れ先の決定,6月中旬に事前指導(ビジネスマナー講座)、8~9月実習実施、10月事後レポートを提出。
【2~4年生】大学が斡旋するもの以外の実習を自力でみつけ参加した場合で、単位認定を受けるにはいくつか条件があるため、早めに学務担当に相談すること。(条件が満たせない場合は単位認定不可)また,参加する期間については,通常の授業開講期に実施される場合は,通常の授業・実験・実習への参加を最優先とし,学業への影響を及ぼさないこと。(そのため,参加期間は休業期間が望ましい。)

【参考】平成27年度の実習先
○株式会社セゾンファクトリー
○株式会社本長
○株式会社ニチレイフーズ
○伊藤ハムデイリー株式会社
○麒麟山酒造株式会社
○株式会社ナウエル
○株式会社建設技術研究所 東北支社
○生活協同組合共立社
○鶴岡市農業協同組合
○温海町森林組合
○山形食べる通信
○島根県中山間地域研究センター
○山形県森林研究研修センター
○山形県農業総合研究センター
○山形県衛生研究所
○鶴岡市役所
○宮城県庁
○神奈川県庁
○福島県庁
○群馬県庁
○酒田市役所

平成27年度は学生数29名派遣 各実習先で1~3名程度
※過去の実績については就職情報室で確認可能。


実習機関について
大学が斡旋するものについては5月の説明会で提示。

【学習の方法】
・受講のあり方
事前指導には必ず出席すること。(1年に1回しか開催されないので,2年生で先々インターンシップへの参加を検討している場合には、早めに2年生のうちに受講しておくこと)
提出物は必ずすべて提出すること。
実施終了後、報告会にて報告発表をすること。
一度実習への参加が決定したら、原則辞退不可。
・授業時間外学習へのアドバイス
実習で必要となる情報の収集を各自事前に行うこと。
事後報告の成果報告書は作成要領に従い必ず作成し提出すること。

【成績の評価】
・基準
(1)実習日誌
(2)成果報告書
(3)報告会
(4)インターンシップ参加時間
・方法
受講学生が,学外実習(インターンシップ)終了後に提出する「実習日誌」及び「成果報告書」並びに実習機関より提出される「担当者所見」をもとに学務委員会が成績評価を行う。

【テキスト・参考書】
特にないが,実習機関によっては,資料を渡す場合がある。

【その他】
・学生へのメッセージ
将来,公務員等を目指している人,日頃味わえない地域の人々との触れ合いを求めている人,将来の進路に悩んでいる人などには,ぜひ受講をお勧めいたします。貴重な体験が皆さんを待っています。この機会に,是非インターンシップに参加し皆さんのキャリアアップを図ってください。
実習前の事前指導(ビジネスマナー講座等も含む)を受講していない者は,受講生となることができません。
実習先で知り得た情報の守秘義務がありますので注意してください。

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