生物生産学特別演習(1年後期)
 Special Seminar on Bioproduction
 担当教員:生物生産学専攻教員
 担当教員の所属:農学研究科生物生産学専攻
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:生物生産学専攻  科目区分:必修科目 
【授業の目的】
専攻学生は自らの専門分野について「自ら考え・学び・まとめ・発表・討論」する能力が求められる。そこで、これらの能力を啓発し、理解力およに発表能力を高めることを目的とし、国際的に評価の高い各分野の専門雑誌に掲載された原著論文で、かつ他分野の学生への紹介に相応しい論文を選択し、その論文の記載内容を中心にわかりやすく紹介する。

【授業の到達目標】
自らの専門分野の情報を正しく理解し、他分野の学生にもわかるように発表する能力を身につけることを目標とする.

【授業概要(キーワード)】
農業生産,農業と人間,生物と栽培環境,農業の効率的・持続的生産

【科目の位置付け】
この授業は,国際的に評価の高い各分野の専門雑誌に掲載された原著論文を選択し,その論文の記載内容を紹介することで,地域や国際社会に於ける食料及び環境問題を抽出し,それらの問題点の解決のための創造性と主体性を発揮できる能力を身に付けるものです(生物生産学専攻のカリキュラムポリシー).

【授業計画】
・授業の方法
履修者は、選択した論文について他分野の学生にも理解されるように発表する。発表後その内容について指導教員と履修者全員で議論する。
・日程
1年生の学生が全員発表する。発表後その内容について指導教員と履修者全員で議論する。

【学習の方法】
・受講のあり方
発表を聞く学生は、他分野の視点から積極的に質問し、議論を展開すること。発表者は他分野の視点からの質問がでることを期待して、発表内容をわかりやすく説明すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
各自の修士論文研究課題に関連する外国語の文献を選び、その課題と文献内容との関連性を説明できるようにしておくこと。留学生の場合、紹介する文献の言語は指導教員の指示を受けること。

【成績の評価】
・基準
発表の内容が他の分野の学生にとっても理解しやすかったどうか、プレゼンテーションの技能は適切であったかを主な評価基準とする。
・方法
平常点(30点)と発表に対する評価点(70点)の合計とするが,出席が2/3に満たない場合は不合格とする.

【テキスト・参考書】
特に指定しない.

【その他】
・学生へのメッセージ
本演習の履修者は留学生も複数いる.留学生にもわかるように語学力を養っておくこと.
・オフィス・アワー
安全農産物生産学コースおよび食農環境マネジメント学コースのオフィスアワーに準ずる.

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